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男はつらいよ 寅次郎忘れな草 (1973)

監督
山田洋次
  • みたいムービー 10
  • みたログ 357

4.09 / 評価:120件

女性版寅さん登場のシリーズ11作目

  • jig******** さん
  • 2012年2月7日 22時14分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

いつぞやのシリーズでもさくら(倍賞千恵子)の家庭でも
家を建てたいなんて話が持ち上がってましたが、
本作でもちらとその話が再登場。
でもまだ建ってないところをみると博(前田吟)の
稼ぎもあんまりよろしくなさげ。
そんな彼らは息子の為にピアノを買ってあげたいとな。


それを聞いた寅さんがおもちゃのピアノを買ってきて
いつものように家族内ですったもんだ。
俺がおもちゃを買ってきた時になんで本物のピアノが
欲しかったって素直に言わねぇんだとのたまう寅さん、
素直に言ったら言ったで貧乏人が高価なものをとかなんとか
どーせいちゃもんつけるでしょうに・・。
ま、そんなこんなで家族を泣かして北海道に逃げちゃいましたよ。


北海道で出会った女性リリー(浅丘ルリ子)の言葉に
影響されたのか牧場で働く寅さん、
威勢がよかったのは最初だけで後は日射病で倒れるとか、
なんというポンコツなおっさん、情けなくて笑えました。
そのおかげでまた柴又に帰ってきたんだからよしとしますか。


本作のマドンナは音楽活動しているリリーなわけですが、
冒頭のピアノエピソードが前フリになってたんですね。
もしかしたら今までのシリーズでもそういう流れだったのかも。
このリリーさん、どこか寅さんと同じ感じで
ふらっと旅したり、激しい恋がしたいとおっしゃる
今までとはかなり違うマドンナでして、
寅さんですら振り回されるという強力なお方でした。


なんというか、
今まではつつましく、みたいな女性が多かったのですが、
どこかやさぐれている女性の出現は斬新で、
それに振り回されて困惑している寅さんというのも珍しかったです。
困惑するのは寅さんだけじゃなく観ているこちらもそうなわけで、
個性が強く我も強い、そしてふとネガティブになる性格、
あぁ・・苦手。と思った人も多かったのではと思います。


ヤクザな男とやさぐれた女性、
お互い気の合う感じでうまくいくのかなとも思えますが、
それがなかなかね・・。男女の仲はわからんものです。
寅さんにはやっぱり古風な日本女性が似合うのでは・・
なんて寅さんの心配をしはじめた私はすっかり
このシリーズにはまりこんでいるのかもしれません。

詳細評価

物語
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音楽

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