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女囚さそり 701号怨み節 (1973)

監督
長谷部安春
  • みたいムービー 13
  • みたログ 70

3.61 / 評価:18件

梶版さそり完結編

  • kunimi yamaura さん
  • 2015年7月13日 19時52分
  • 閲覧数 920
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

この作品は、仁義なき戦い完結編と、撮影経緯が近く、本来制作される予定ではなかったのに、人気が出た為制作された点、音楽、監督がそれまでのシリーズと異なる点が似ています(仁義なき戦いの場合は監督、音楽は変わりませんでしたが、脚本家が変更になっています)。制作時期も被ります。

また、仁義なき戦いシリーズが実録リアル路線に対し、さそりシリーズは極端な虚構アングラ路線、仁義なき戦いが群集劇に対し、さそりシリーズは個人にスポットライトを当てた作品と、二つのシリーズは完全に対極に位置します。ですので、二つを見比べると面白いです。さそりに主題歌があれば、仁義なき戦いには歌がありませんし(イメージソング、吹き溜まりの詩はありますが)、仁義なき戦いには警察はサブの位置にありますが、さそりは警察対さそりがメインです。

さて、シリーズ完結編としてのさそりはどうかというと、やたらと喋るし、男に簡単に心も体も許してしまう、今までのイメージにそぐわない仕上がりになっています、ストーリーも大分毛色が違います。今までストーリーの主軸だった逃走劇は前半しかありません。後半は刑務所内がメインで、看守の裏切りによる脱走劇に切り替わったり、オープニングとエンディングがリンクしていたり。

ただ、これで梶版さそりねぇさんに会えるのも最後かと思うと、淋しい限りです。番外編として見れば、それなりに楽しめますが、無口で研ぎ澄まされた使い込んだナイフのようなさそりねぇさんが好きな人は、三部作で止めておいた方が賢明です。

さそりよ、永遠なれ!!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 不気味
  • かっこいい
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