さようならCP
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作品情報上映スケジュールレビュー

本編配信

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作品レビュー(3件)


  • sss

    1.0

    伝わらなくては始まらない

    障害者の映画があることは良いと思うが、 言葉が何を言っているのかほどんど聞き取れない。 /2.0(202011)

  • par********

    5.0

    ”聞き取れないドキュメンタリー”

    脳性麻痺(CP)を扱った原一男のドキュメンタリー。 CP 患者の持つ惨めさというものを隠さずさらけ出すことで迫力あるドキュメントに仕上がっている。最初にインタビューする話題が「性体験」というのもショッキングだし、赤裸々に語られるそれらのエピソードは(なかにはレイプというものまである)彼らも我々と同じ人間なのだという思いを抱かせる。障害者の性というのは近年ではセックスボランティアという言葉がでてくるくらい周知されるようになってきたが、半世紀近くも前にそこに着目した原一男の炯眼には恐れ入る。 そして興味深いのが、これらCP障害者へのインタビューがすべて字幕なしで語れることだ。彼らの話す言葉は口角のマヒによって不鮮明で、いちど聞いただけではなにを喋ってるのか全く聞き取れない。それらすべてに字幕が不在なので、まるで異国のドキュメンタリーを字幕無しで見てるかのようである。監督いわく「聞き取れないなら、聞き取ろうと真剣になるでしょ」とのことで、”聞き取れないドキュメンタリー”として非常に異色の作品だ。 個人的に面白いのが、「カメラを向けられること」(写真に撮られること)に不満をいだいてきたあるCP患者が、抵抗として自らもカメラを持つようになるというエピソードだ。 私は常々、映画というのは本質的に暴力的だと思っていて、カメラには”撮る者”と”撮られる者”という加害的な関係性がそこにあると思っている。 この映画は、「撮る」加害性を初めて自己言及したことで自らの罪を告白している点が面白い。このドキュメンタリーを作る原一男も、それを見物しにきた我々も、その点では障害者にカメラを向ける無神経な野次馬と変わらない。 原一男一行は被写体家族にも深入りして、ついには横塚晃一の妻から撮影を止めろとの叱声を受ける。けれどカメラは止めないしマイクは向け続ける。やっていることは家庭の破壊だ。しかしこれが映画作家の意地だと私は思う。 そしてさらに面白いのが、このCP患者にカメラをもたせたのは、原一男本人だと後の対談で自ら告白してること。ドキュメンタリーにも、観察だけに徹底するひとや、主体的に撮影者が干渉する映画など、いろんな撮影方法があるけれど、原一男監督はガッツリ「映画を作る」タイプなのだろう。面白い題材(失礼)に甘えない精神があるから、面白いドキュメンタリーが作れるのだと思う。 話をもとに戻すと、障害者がカメラを向けると街の人々は嫌そうに顔を背けるが、それは彼らが常に味わってきた痛みである。これは障害者から健常者への攻撃行為であり、それがこの映画のテーマでもある「障害者と健常者の意図的な対立構造」へと繋がっていく。CPの彼らが路上で惨めなパフォーマンスを繰り返すのにも同じ意味がある。健常者へ自ら嫌悪の念を投げかけさせ、対等にいがみ合うことでしか相互を理解できないのではないか。健常者へ宣戦布告する映画である。 しかしそれすらも確証はない。この戦いに意味があるのかCP患者本人にもわからなくなる。その五里霧中のなか映画は終わる。それは障害者を取り巻く答えのない世界そのものだ。

  • どーもキューブ

    5.0

    ネタバレドキュメンタリー巨匠処女作

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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監督

基本情報


タイトル
さようならCP

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
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