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仁義なき戦い 完結篇 (1974)

監督
深作欣二
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3.93 / 評価:149件

暴力は次の世代に受け継がれる最終話

  • izq******** さん
  • 2021年1月2日 17時37分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

シリーズ第五作の最終編。前作の広島抗争がひと段落した後の続きで、広能組組長広能昌三と対する旧山守組の天政会会長武田明の両者が引退するまでの話し。実質の主役は天政会の武田の跡目の松村・北大路欣也。もう争いを無くしたい武田と広能だが、若い熱い連中を止められないもどかしい思いが描かれている。なんとか平和にことをおさめようとする武田・小林旭が最高にかっこいい。

前作の広島抗争後、打本会は解散し、打本側の広能組組長広能昌三(菅原文太)は懲役7年で網走に収監。対して未決で釈放された武田明(小林旭)率いる山守組は大友組などの広島ヤクザをとりまとめ、暴力団の肩書きを外して政治結社天政会を結成していた。二代目会長は武田明、副会長は大友勝利(宍戸錠)、理事長は武田組若頭の松村保(北大路欣也)、幹事長は早川英男(織本順吉)、理事に江田省一(山城新伍)、大友組若頭間野豊明(山田吾一)らが主な幹部。
広島では呉から出てきた広能組組員が天政会と小競り合い。広能の弟分の呉市岡組組長市岡輝吉(松方弘樹)は、広能組若頭氏家厚司(伊吹吾郎)に天政会への仕返しを煽るが、氏家は動かず。そして広島市竹屋町で日中、市岡組員に天政会参与杉田佐吉が射殺される事件が発生。しかし天政会を維持するため武田は報復を禁止する。
そんな中、天政会は警察の強制捜査を受け、多量の拳銃などが押収される。逮捕が迫る武田は、副会長の大友勝利を差し置いて、後継者に理事長の松村保を指名。その夜、武田は逮捕。
松村は天政会の跡目の足場固めで資金を押さえにかかる。そんな中、大友組員が松村を襲撃する事件が発生。松村は命拾いをして、大友勝利は警察に取り調べを受ける。しかし松村は保釈された大友を不問とする。
市岡は天政会の内部抗争に乗じて広島を締めようと、早川の仲介で大友に近づき盃を交わす。
そして呉槇原組組長槇原政吉が仮出所してきて、大友と松村が槇原取り込みをはかる。松村が槇原取り込みのため呉入りしたときに、広能組員が松村襲撃をはかるが失敗してボコられる。市岡は松村の槇原取り込み工作を知り、広島に乗り込み暴れ回り松村の出方をみる。しかし、大友との会食後に天政会組員に襲撃されて市岡は死亡。
大友は市岡の弔い合戦を決意するが、若頭間野は松村側につき、早川も現れず、大友は警察に逮捕され、天政会の内部抗争は落ち着く。
松村はこの後、政治結社を解散して、天政会のメンバーと盃を交わし直し、暴力団として組織を再構築する。早川のみこれに参加せずに引退を宣言。
武田の出所が近づき、天政会内で会長の座を議論するが、松村は武田に会長の座を戻すことを決め、武田が会長に復帰する。
次に天政会内で、明石組がバックにつく広能の出所後の扱いが議論される。松村は強行派で広島に入れないよう主張するが、穏便にしたい武田は自分預かりにする。
武田と松村の微妙な関係に乗じて、山守義雄(金子信雄)と早川は槇原を担ぎ出そうと企む。しかし、呉では広能出所間近になり、広能組と槇原組の小競り合いが増えてきて、そんな中、夏祭り会場で広能組組員が槇原を殺害する事件が発生。槇原は第一作からのらりくらりと生き延びてきたが、最終作で遂にやられてしまう。そして天政会の広能に対する態度は硬化する。
広能は極秘出所して東京で一時滞在中のところ、武田が広能を訪ねて引退を迫るが、広能はそれを断る。
広能は松山の明石組系みかわ組に身を寄せる。広島では広能が明石組と広島に攻めてくるという噂がたつ中、松村は道後温泉に広能を訪ね、武田の引退と自身が跡目となることを伝え、広能組若頭氏家に天政会理事長のポストを与える条件で広能組取り込みをはかるが、広能は松村が足元整えて出直せと一旦断る。
松村は3代目襲名式に向け江田、間野らと車で挨拶周りをしている途中、大阪で旧早川組員と旧大友組員が踏切待ちの松村の車を襲撃。同乗の江田が死亡。松村も重傷を負う。
重傷で入院中の松村は根性で襲名式を強行。広能は襲名式に現れ、松村を見直したのか、氏家を松村に預ける。
その後も呉での槇原組残党との小競り合いで広能組は若者を失い、広能は引退を決意して終幕。

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