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仁義なき戦い 完結篇

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4.0

若干トーンダウンした感じも否めない

 いよいよ完結編だ。  …あらすじは解説のとおりと書こうと思ったら空欄だった。  監督は当然深作欣二だが、脚本は笠原和夫氏から高田宏治に変更。  菅原文太は刑務所に服役中で出番は少ないので若干トーンダウン。  しかし、北大路欣也のギラギラした眼光と宍戸錠のドキレっぷりは凄い。  野川由美子が綺麗。  小林旭の沈着冷静ぶりは相変わらずカッコ良い。  「柔道一直線」の桜木健一が、水中銃で敵を獲ろうとするが、ヘタって失禁。  そんな彼の哀れな天国への旅仕度は、任侠道そのもの。  今回一番ギラツイテいたのは、カジキマグロの狩人の松方弘樹。  結末の松葉杖を片手にしてのブチかましは鬼気迫るものがあった。  全5作を通じて一番印象深い仁義なきお方は、庶民の料理人・金子信雄。  金子親分の『ええ~、××しとるのぉ~』は頭にこびり付き、ついうっかり酔った拍子にやってしまいそう(冗談です)。  さてさて、原爆ドームに始まり原爆ドームで終わった本シリーズ(5作品)だったが、完結編は若干トーンダウンした感じも否めないが、十分に堪能できた。

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