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上映中

男はつらいよ 寅次郎子守唄 (1974)

監督
山田洋次
  • みたいムービー 3
  • みたログ 234

3.67 / 評価:72件

ヒゲ中が顔だらけのシリーズ14作目

  • jig***** さん
  • 2012年2月8日 23時22分
  • 閲覧数 1294
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

今回は冒頭から事件です。
なんと、さくらの旦那である博が機械に巻き込まれ怪我。
一命を取り留めたものの・・というのはウソで、
たいした怪我じゃなかったのが幸い。
で、ここでチラッと登場する看護婦さん(十朱幸代)が
本作のマドンナですが寅さんとのからみはしばし待て、です。


そんな大変な時期に帰ってきた寅さんですが、
なぜだかいつもより大人しい。周囲の空気もちょっと違う。
あぁそうか、おいちゃん役の人が代わったからか。
かどうかはわかりませんが、
いつもの喧嘩腰の寅さんvs.おいちゃんではなかったです。
ま、いつも通り喧嘩に発展して出て行っちゃうんですけどね。


ほとぼりが冷めた頃に帰ってくるのはいつものこと、
今回はなんと旅先で出会った男から赤ん坊を預かるという
暴挙に出たもんだ。帰ってきた寅さんは無精ひげはやしていて
なんだかやつれているわで、
いつもと違う彼を見ることができます。
連れてきた赤ん坊の様子がおかしい、となって
そこから病院に連れて行きそして出会ってしまうのね
寅さんと看護婦さんという流れですが、
俺は病院苦手なんだよとか、子供好きじゃないとか言ってたのに
マドンナの前では子煩悩を演出する寅さん、
これに付き合わされるさくらも、
めんどくさーと思ったことでしょう。
と言うか見てて思いました。ま、そこが面白いんですけど。


マドンナが趣味で仲間らで集って合唱していて、
そこの団長?らしきがえらいヒゲのおっさんでしたが、
寅さんが”青年”と呼んでいたので一応若者らしいです。
彼もマドンナに惚れていて、
寅さんがけしかけるという展開ですが、
寅さんもどーせ失恋するだろと思ってけしかけるあたり
なかなかずる賢い?のかなと思いました。


本作のマドンナはジョークのセンスからしても
寅さんに近くて結構合うのではないかなと思ったのですが、
彼女の心情は深くはわからずでした。
一応彼女は三十路で、寅さんが四十と言っていたので、
そこそこいい組み合わせと思ったのですが、
夜勤もあって忙しい彼女と、
ふらふらして寂しがり屋のおっさんでは
結婚したとしても難しいのかな~と、
結婚後の二人を想像しちゃいました。


本作の笑い場所としてはおばちゃんの
「ひげ中が顔だらけの人」が傑作でしょうか。
おばちゃん・・それ、顔中がヒゲだらけの人だって。
いつもは「まくら、さくら出してくれ」が鉄板でしたが
新しいパターンきました。本作だけでしょうけど。


どーでもいい情報としては
さくらと博の姓が”すわ”ということが判明でしょうか。
過去にも出ていたかもしれませんが、
さくらがフルネームで自己紹介しているのは
初めて聞いた気がします。


本作を観た限りでは寅さんに子供の世話は
無理なんじゃなかろかと思われ、
寅さんの恋はまだまだ続くのでしょうねと
色々な意味で今後も期待したいなと思いました。

詳細評価

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