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ある映画監督の生涯 溝口健二の記録

どーもキューブ

5.0

巨匠への愛と厳格

新藤監督のまず姿勢が素晴らしい。聞きてとしてあれだけの当時の方と相対する姿が愛だ。溝口生い立ちから細かな生きた後をカメラと新藤監督はたどります。浮かび上がるのは溝口の穏やかでない女性遍歴、演出のない俳優への厳しいプレッシャー、変更につぐ台詞とリハーサル。三年連続ベネチア受賞の偉業は魂こもった溝口の執念作三連打だ。田中絹代さんのコメントは貴重で重い。

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