実録三億円事件 時効成立
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(4件)
- こばゆうさん
3.0点
名張毒ぶどう酒事件 袴田事件、他。 真相は本当に本人しかわかり得ぬ事ではあるが 警察官の嫌がらせによる冤罪事件はこうしてでっち上げられる。 改めて初めの方を見直すと 本物の元警視庁捜査一課長さんが この映画の主人公が本物の犯人だったら 時効成立はあり得ない、捕まってると言ってますね。
- まさやんやで
3.0点
三億円事件については映像も書籍もよく読むが、このような映画を知ったので見てみた。なんかよく分からないが核心を突いているような気がした。
- R1
3.0点
目に留まった劇場のポスター この作品がスクリーンで観れるなんて信じられない 一日限りの限定上映 別の用事があったが、この機会を逃せば二度と劇場では観れないかもしれない 用事など別の日でも何とかなる 迷わずチケットを購入した 日本の未解決事件でもっとも有名な事件のひとつ ”三億円事件”をフィクションを中心に描いた作品 監督は『網走番外地』の石井輝男 劇場初公開は時効の数週間前だったようだ ”実録”を謳っているだけのことはある 事件現場である府中刑務所の前で撮影 土砂降りの大雨、偽装白バイがシートカバーを引きずりながら走ってくる、行員とのやり取りを含め、実際もこんな感じだったのだろうと思える見事な再現シーンである 話が面白くなってくるのは現実に事件を担当した平塚八兵衛さんがモデルになっていると思える刑事の登場からだ 金子信雄さんが扮している 長年の経験からの勘と徹底した捜査で絞り込んだ容疑者をどんどん追い詰めていく 平塚八兵衛さんも”鬼の八兵衛”と呼ばれてた個性的な刑事だったようだが 本家に劣らず金子信雄さんもユーモラスであり、厳しくあり、とてもいい味を出して演じている 犯人が主役の映画だが、金子信雄さんの刑事の方が明らかに魅力的 改めて良い俳優だったと感心させられた 数年間過ごしたアメリカでは映画館は確かにたくさんあったが、どこも上映するのは新作ばかりだった 旧作を観るのはDVDかテレビの映画専門チャンネル 映画大国のアメリカがそんな状況なのに 決して超メジャー作品でもない旧作映画が劇場で観れる日本 映画を愛する日本の観客や劇場の情熱を感じた 大切に保管されていたフィルムや上映してくれた劇場 すべてに感謝
- hos********
5.0点
どこまで創作なのか?よくわからないけど面白い。 たたき上げのデカが「完全犯罪なんかないんだ」と豪語しているように 実際問題、3億円事件の犯人は色々と痕跡を残しているんだろうけども あの事件が成立してしまったのは時代的な背景で類犯のサンプルデータ が少ない時代で対応が甘かったことと、犯人の犯罪計画のアイデア性が 長けていたことと、雨が降っていたとか暗くてよくわからなかったこと など色々あるんだなと想像出来る。 僕は競馬ファンなんだけど、3億円が競馬で消えたという仮説は複雑な 感じがする。同じ競馬ファンでも僕はそこまでの無茶はしないからね。 配役では金子信雄さんが一番よかった。
スタッフ・キャスト
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