父/パードレ・パドローネ

PADRE PADRONE/FATHER AND MASTER/MY FATHER MY MASTER

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父/パードレ・パドローネ
3.4

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(14件)


  • とし

    3.0

    羊は乳絞られながら糞をする

    2021年6月1日 映画 #父パードレ・パドローネ (1977)鑑賞 #カンヌ国際映画祭 #パルムドール 受賞作 イタリアの言語学者の自伝の映画化 厳父によって小学校を数週間で退学させられ、20歳になるまで教育を受ける機会を奪われて文盲であった羊飼いが、親元を離れ、軍隊に入り、教育を身につけ自立する話

  • tit********

    4.0

    イタリア版「血と骨」

    一家を支える責任感は逞しいものの、子供の人権なんてクソ喰らえの強引親父が凄まじい。まあ、昔のイタリア小作農家の家長はこんな風だったんたろうなと思う。 20歳までまともな教育を受けてなかった長男が、軍隊で向学心をもって言語学者にまでなるのもまた凄い。これが実話とは。 映画の作風は素朴で力強いが、粗野で品のない場面もある。流れるシュトラウス(歌曲こうもり)なども、もっといい音源がなかったのかと思う。 傲慢親父に振り回される家族の風景は、崔洋一監督の「血と骨」を彷彿とさせた。

  • bam********

    5.0

    衝撃的でした。

    初めてみたとき、いいとも悪いとも言えず、とにかくカルチャーショックでした。 何度か見直して、やっぱり気になる映画です。 最初のオープニングの、白にグリーンの字が美しいですね。 サルディーニャ地方ってこんなだったんだろうか。 青年たちが行列?みこしみたいなものをかついでるところが好きでした。 美しさでもなく、不幸でもない。 この監督にハマった最初の作品でした。

  • 柚子

    3.0

    あの父親に、愛情はあったのか?

    そういう時代だったとは言え、子供に教育を受けさせず、言うことを聞かないと、気絶するまで折檻する 父親とは、一体何なのか? 今だったら、虐待で逮捕されるレベルです 殺人が起きたり、動物と交わったり・・・ 羊の群れに、ウィンナーワルツが流れたり・・・ 二十歳を過ぎて、やっと、自分の人生を歩み出すガビーノ 子供は自分の持ち物で、どうしようと勝手だ 終始、不快なれど、その独特な世界観には惹かれた

  • jir********

    3.0

    ヤギの乳搾りあるある 一つだけ言うよ

    ヤギの乳搾りあるある 一つだけ言うよ それは一番最後に発表します。 とにかく空気が重苦しくて息苦しい。 田舎で何にもない、 貧しくて毎日同じことの繰り返し、 実際に時間はかなり長く感じていたであろう。 それをリアルに表している。 どのシーンも間をたっぷりとる。 最近の観客は間に耐えられず、 すぐに集中力が切れてしまうらしい。 そういう人はとてもじゃないが最後まで見ることは出来ないだろう。 作りがかなり変わっている、 誰かが影響を及ぼす一言を言ったとするとその場にいる全員の心の気持ちなどを 物語は関係がなくても描写していく。 性への目覚めのシーンなども独特で面白い。 大人になるまで読み書きできなかった人間がどう言語学者になるかというところが面白そうなポイントだと思って観たのだがそこにはあまり重点は置かれていなかったのが残念。 それではそろそろヤギの乳搾りあるある発表します。 ヤギの乳搾りしてる時油断してるとヤギの糞も一緒に入っきがち。 一言で言うとそういう映画でした(笑) 以上!

  • tos********

    3.0

    思い出話の舞台劇のような語り口

     舞台は、地中海サルジニア島、WRCが好きな人にはおなじみです。二十歳まで文盲だったという、言語学者ガヴィーノ・レッダの半生。  義務教育すら受けさせなかった父は、横暴かもしれません。しかし、息子が離れていくことに不安を覚えるところは普通の父親と変わりないと思います。なかなか父の束縛から逃れられない息子も同様か。 言語学者の息子と父の畑仕事のシーンが良かった。  思い出話の舞台劇のような語り口でした。

  • いやよセブン

    4.0

    親父は程度の差はあれこんな感じ

    主人公は勉強よりも羊飼いのほうが大事と、小学校も行かせてもらえなかった。 成人になり軍隊に入隊、ここで教養を身に着けるが、除隊して家に帰ると以前と同じ。 我慢しきれずに家を出て教師になり、小説家になる。 父親の奴隷のような息子だったが、大きくなってちゃんとひとり立ちしていく様は感動的。

  • al2********

    4.0

    ネタバレ父と子の物語

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 一人旅

    4.0

    ネタバレ父への服従から脱却するための“学”

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • m87********

    5.0

    76年カンヌパルムドール&批評家賞

    受賞作品。 父という存在。 子供が寄り添う、父親が暴力を奮う、最後まで愛が掴めないような感覚を覚えた。 難解な映画である。 ダウィニィー兄弟らしい作品である。いや彼らの最高傑作である

  • iri********

    5.0

    【賢者列伝】  暴れ猿の手を縛れ!

    厳格な父親というのは恐ろしいものである。 おれ~は~とうちゃんの~背中見て~育ったんだ~。 暴れ馬のごとしの怒涛の顔面と言葉、恐喝でもやるんじゃないのか? お父さん、なぜにそこまでして子供を厳しく育てるのですか? 子供は礼儀から。 礼儀を知らん戯けた子供が大人に喧嘩を! それを愚かな行為というもんだ。 実に愚かである。 「あの~俺~今金無いんすよね~」 どうだろうか? 大人が子供に“手の内”を見せたりしたら、それは 捗々しいなるもののゆゆしき行為ではないか? 建前だけの慈善活動など大人が作り出したからと言って、 子供は一定のリズムとポテンシャルを持ち合せて理屈をコネルのだ。 成長するとか経験を積むとか。 わかったような事を抜かす賢い子供には 平然の灯すら当てられる事は無いだろう。 なぜならそいつは単に勉強をしただけで、 働いてる親の力を借り、親の苦労を観ちゃいないからだ。 では本作の父親はどうだったか。 生ぬるい脳みそを思う存分に使った使命感というのは 何とも優柔不断のなにものでもない。 子供に対しての教育か? 自分に対しての贖罪か? 己が育ってきた環境に対してのけじめなのだろうか? その辺りの描写が大変薄い。 盲目の子供が言語を学び独立していく。 一歩間違えれば、悪い大人になる。 しかし、この青年ガヴィーノくんは確固たる軸を持っており、 それが本作での修復させた離れ技であったのは すこぶる気持ちがいいもんだ。 丸み帯びるその御顔立ちはどこか執念と憎悪を言葉と被らせる。 ガヴィーノくんの精神力は大人としての力をも併せ持つ。 最終局面への繋ぎ合わせとして、またその役割としての形が十二分に整っているのだ。 自然とガヴィーノくんに共感させ得るだけの見事な役作りである。 泣きながらの迫真たる表情も否応なしに、彼の内面へと溶け込む事が出来るのだ。 “手の内”を見せた父親は自身の子に対してではなく、 自分に向けさせたのだ。 ああ~愚かなことだ 憮然とうなだれるその有様は、とてももどかしく切なくなる。 子供が大人に騙され大人は子供に騙される。 世間体を気にするのは歯がゆいものであり、 大人が子供と同等の扱いを受けるのは、 支離滅裂で保守だの左翼だのとどこぞやの選民過程の論法者のようだ。 作中、勉強になる言葉や身のあり方などが適材適所に彩られ、 物語を隠すアイテムが人生の経験へと道を作り、 実に人間味のある優しい映画を見せてくれます。 88点

  • fbx********

    4.0

    父という名の・・・

    この兄弟が名前を上げた最初の作品。 分盲の青年が言語学者になるという 離れ業だけでも、楽しくなる。 映像は寒風吹きすさんでいる。

  • どーもキューブ

    4.0

    越えるべき人間、父

    バオロ&ヴィットリオタビィアーニ監督脚本。カンヌ映画祭グランプリ、国際評論家連盟賞受賞。本作高評価の旗が、見た当初、各雑誌立ち並んでいた。鑑賞一回だけの本作。事実だから驚く。イタリアの羊飼いの父。厳格で学問を捨て、幼い頃より非情なる躾。その様がすごかった。イタリアの映し出される閉鎖時な土壌、自然、孤独。父と息子の張りつめた生活。あることがきっかけで、息子は道を変える行動に。自然を味方にすることに専念させ、勉強をないがしろにする父。淡々と耐え忍ぶ子供。両者の関係が固い絆というより、愛憎が色濃く混じり合う泥臭い関係にみえた。また、大変なお仕事だけに今もありうるのかな?とも思わせてしまう印象だ。僕は父役の人がかなり怖いのでよくおぼえてるのだが、親子の精神的なトラウマホラーに見えた。

  • 焚き火とワイン

    4.0

    この映画の成功は

    監督の力ではなく、 サルディーニャ島という舞台にあるのかもしれない。 「ミツバチのささやき」のオメロ・アントヌッティがいい。

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