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チップス先生さようなら

チップス先生さようなら

GOODBYE, MR. CHIPS

151

エル・オレンス

4.0

生涯マイベスト男優ピーター・オトュール。

バーバート・ロス初監督作。 60-70年代当時のミュージカル映画を数多く観ている人なら、『オリバー!』(1968)『屋根の上のバイオリン弾き』(1971) と同じオズワルド・モリスが撮影を手掛けていると、すぐにピンと来ると思います。 生涯マイベスト男優のピーター・オトュールの心揺さぶられる名演が溢れ返った本作。同時に彼の全盛期の60年代のラストを飾ったとも言える役が、このチップス先生。堅物で頑固なチップスが、妻とと出逢い愛を知ることで、徐々に心豊かで親しみある人間に変化していく様がとても魅力的です。 ペティ・クラークの歌唱力が流石なのは勿論、ピーター・オトュールも負けず劣らずの美声を披露しています。 8度もアカデミー主演賞の候補に挙がりながらついに無冠に終わった彼ですが、その彼が演じたスクリーンのキャラクター達は皆、永遠に観る者の心を揺さぶり続けるに違いないです。 ====================================== ★1969年ゴールデングローブ賞【ミュージカル/コメディ】 主演男優賞(ピーター・オトゥール)受賞

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