あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(20件)
- カーティス
3.0点
ギリシャ神話の「イアソンの冒険譚」を題材にした特撮ファンタジー映画。黄金の羊の毛皮を求めてアルゴ号を駆るイアソンの冒険を、コマ撮りアニメの巨匠レイ・ハリーハウゼン氏が楽しく映像化。 数あるハリーハウゼン作品の中でも最高傑作の呼び声が高い本作。個人的には『シンドバッド黄金の航海』がベストだと思っているのですが、本作を最高傑作とする人が多いことには納得できます。なんてったってコマ撮りアニメの質が高い!姿形がまるで違うバラエティ豊かな怪物たちが、生き生きと動き回るのです。 白眉はなんといってもクライマックスの骸骨剣士軍団。7体もの骸骨がそれぞれ別々の動きをしているという芸の細かい場面で、何度見ても飽きません。骸骨なのに人間臭い動きをするところがチャーミングですし、殺陣のテンポもいいです。惜しむらくは骸骨の殺陣に比べると人間の殺陣がもっさりしているところ。骸骨に比べるとキレがなさすぎです。もっと頑張れ人間! 特撮ばかりが語られがちな本作ですが、ストーリーも手堅くて良いと思います。ギリシャ神話を尊重しつつ、うまいことまとめてあります。ゲーム感覚で進むあっさりとした展開が、すべて神々の手のひらの上という内容とマッチしていて良いです。 尻切れトンボなラストは気になりますが、神話の後日譚はかなり陰惨な展開なので、ここで終わらせておくのが一番きれいなのかもしれません。 バーナード・ハーマンの重厚なテーマ曲も良かったです。
- par********
5.0点
レイ・ハリーハウゼンの代表作。前作の『シンバッド七回目の航海』はどうしても子供向けという限界を感じてしまったが、こちらは今見ても十分大人の鑑賞に耐えうる面白さがある。ギリシャ神話を原案にしたのが作品に重厚感を与えているのだと思う。 ハリーハウゼンの特撮もまったく見事で、巨人タロスとの戦い、7本の首を持つ竜ヒュドラ、クライマックスは有名な7人の骸骨剣士との死闘、すべてが最高のクオリティ。これが半世紀前に作られたというのが信じられない。 とくに骸骨戦士との死闘は実写との合成がとても自然で、いまみても繋ぎ目が一見してわからない。CGが登場しなくても、映像技術はこの時点で一度完成していたのではないかと思う。 巨人タロスの動きもすきで、青銅の重みある動作がちゃんと伝わってくる。倒し方も気が利いていて面白い。フィギュアとかあったらほしいなあ。
- ジョアン
5.0点
タイタンの戦いにせよ、すばらしい!できれば日本語吹き替え版でみたかった!
- fg9********
4.0点
…今から半世紀以上も前の1963年の作品だ。 …『地球へ2千万マイル』、『SF巨大生物の島』に続いて、ハリーハウゼンの特撮ものを観てみる。 …あらすじは解説のとおりと書くほどの内容はなく、一人の青年がヘラクレス等の屈強な男どもと共に、ギリシャ神話の神々に守られながら、秘蔵『黄金の羊の毛皮』を手に入れるための冒険譚だ。 これはもう、ハリーハウゼンの特撮を愉しむための映画だろう。 『青銅の巨人』、『人面怪鳥』、渓谷の岩山を押し開く『人魚のような巨人』、黄金の羊の毛皮を守る『七首の竜』、その屍の歯から蘇った『骸骨の戦士』との戦いは見応え十分だった。 CG全盛時代の今だからこそ、懐かしさとともに新鮮さも味わうことが出来るシネマだった。
- 柚子
4.0点
ギリシャ神話の神様たちが、天界でゲーム 地上の人間たちが、神様たちの力を借りて(操られて?)宝探し ギリシャ神話の世界観が、楽しい! 合成を駆使した特撮 今の日本のCGと同じ位のレベルあるんじゃない? 公開当時は、物凄く画期的で、楽しかったはず 私なんかは、今現在でも楽しく見れた ヤマタノオロチか、キングギドラか!? ガイコツくんたちが、ユーモラスに戦う (カクカクキコキコ、今、ギックリ腰やらかしている私の動きと、何やら似ていて、親近感(笑))
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