大地の子守歌
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(11件)

切ない21.4%悲しい16.7%セクシー14.3%泣ける14.3%絶望的11.9%

  • むるそー

    4.0

    ネタバレ切ない…あまりにも切なすぎる

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kaz********

    4.0

    渡る世間は鬼ばかりではないよ。中にはいい人も。

    死んだばばの「他人は鬼ばかり。誰も信じるな」という言葉があまりにむごい。その後のりんの生き方を縛ってしまった。 伊予の山で育ったりんはばばの死後、奉公という名目で瀬戸内の島の女郎屋に売り飛ばされた。二日もめしを食わず意地を張ってたりんに、「めし食って働いて借金返すのだ」とアサが諭す。それからりんは猛烈に働きだす。船上の客にサービスをする『おちょろ舟』のこぎ手になる。ある日、初潮を迎えたりんは狂ったように暴れ、旦那から折檻を受ける。浜で出会った青年に体をまかせたりんはやがて女郎に。それからもことごとく同僚と対立し旦那にもおかみにも反抗するりんだったが、浜でタバコをふかす男に会う。男は「弱い者に福音の力を与えたい」という牧師だった。そして・・・・・・・。 りんは孤独な性格で、身請けしたいという男の話を断わり、おかみから「欲のない娘だね」と言われるが、「私の欲は一人で充分という欲」と突っぱねる。何でも一人で完結したいりんだが、そうも行かないのが人生だ。困った時は頼りになる相手が必要だ。アサは何かにつけてりんの味方になってくれたし、初潮の時も「女は誰でもそういう時がある」と教えてくれた女がいた。 そして、眼に異常を来たし投げやりになったりんを救ったのが牧師だった。牧師は浜で誓った約束を忘れずにいた。その時りんは真人間になったなと感動した。 ただ、気になったのはりんが地面にふれ聞いたばばの『土は大きな力を持つ。草も木も育つ。困った時は土に聞け。山に帰れ』という声。りんは山に帰らず遍路として旅をする身になったこと。そして、これからの長い人生をどうやって生きていくのかということ。 この時若干16歳の原田美枝子の熱演に乾杯。尖って尖って尖りまくった演技に恐れ入った。

  • aco********

    4.0

    呪うのではなく祈れ、おばばの声とともに

    人買いに買われる前、おばばと山に住んでいた頃からワイルドで、気にくわない者には容赦なく殴りかかってゆくような、手がつけられない娘だったのだが、それは彼女の純粋さゆえでもあったのかもしれない。ここで述べる純粋さとは、「自然児」ということ。彼女には基本的に、敵か味方のどちらかしかなく、前者に対しては容赦なく牙を剥く。たくましく生き抜いてゆくために身につけた習性ともいえるし、「文明化」されていない人慣れしない猫みたいなものだともいえる。街に売られていっても、やることなすこと、人として規格外。彼女はいつだって本気だ。切実だ。容赦がない。怒りも絶望も決断力も。 心を許せる人も少しはいる。彼女自身も気付かぬところでそんな人々に救われてもいるのだが、しかし拠り所となるのは不可能で、彼女はどこまでも孤独でひとりぼっちだ。彼女を支えるのは唯一、亡きおばばの声。いつだって大事な時にはおばばの声が聞こえてくる。 さて、随所でインサートされる、お遍路回りをする彼女の清廉で静謐な姿とのギャップが印象的。 視力を失い、絶望のどん底もどん底まで落ちきったところに突如、外部からやってきた、救い出してくれる手。おばばを除いて本当の意味で感謝、信頼できる人がいなかったことの不幸から、彼女の中に初めて生まれる(というか、「屹立する」とでも言った方がいい)「信仰」にも似た想い。彼女のなけなしの感謝の姿は、ここでも容赦がない。 余談だが、こうして書いていて、親鸞の「悪人正機」という言葉を思い出しもする。彼女は、抜け出すことのできぬ、ほとんど地獄と言っていい罪の位置に閉じ込められ、世間からも手がつけられない「悪人」を被せられ、途方もない、救いようもない苦しみと共にあったと言っていい。そんな彼女だからこそ、ひるがえって、ほんとうの切実な信仰の姿に達することもできたのではないか…、 …と、気づけばここで、監督・増村保造が得意とした主題に接近していることにも気づく。増村は、社会や世間からいかに理解されず「悪人」と罵られようとも、自らの欲望=「正義」にどこまでも誠実、忠実に生きる、むき出しの個人の姿を多く描いてきた。 むき出しの生き方しかできない自然児、おりん。彼女の欲望=「正義」は、世間や近代を呪うのではなく、むき出しで祈る方位へと彼女を向かわせる。 祈りによってしか救われぬことがある。日々、切実に祈り、感謝するほかない生き方がある。ということを、おりんの〈生〉は体現して見せてくれる。 16歳の原田美枝子、むき出しの驚異的な演技だ。

  • kur********

    5.0

    おりんりんりん

    原田美枝子のオッパイ見たさに観たんですけど、 すいません! 名作デス

  • ラスクスラ

    5.0

    主人公のその後を思うと胸が苦しい・・・

    最初は、十代の原田美枝子のオッパイ目的の不純な動機で観だしたが、思いの外ストーリーに入り込んで観てしまい、少女のその後の人生を思うと心配で胸を締め付けられ非常に切なく苦しい心情になてしまった・・・

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
大地の子守歌

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル