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戦後猟奇犯罪史

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4.0

これどこまで本当なの?

主に三本目について。 川谷拓三さん演じる大久保清がとにかく凄い。 ユーモラスさと怖さと哀れさと異常さを併せ持つ、昭和の東映の理想の悪役像そのまんまの怪演ぶり。 実在の被害者には申し訳無いが、強姦殺人シーンが何だか笑ってしまえて困る。 て言うか、これどこまで史実通りなんだろうか? こういう犯罪って基本密室や夜に行われるイメージなんだが、いくら当時の群馬県が田舎とは言え、屋外で白昼堂々と暴れるわ叫ぶわ追い回すわの挙句に強姦殺人って。 もしもあれが本当なら、よく犯行時に発覚しなかったものだ。 掘り出されて並べられた死体を前にして、遺族に石投げられて血まみれになりながら号泣するシーンは、川谷さん一世一代の名演技。

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