風立ちぬ
作品レビュー(8件)
- 一ノ瀬
4.0点
ネタバレ感動した
このレビューにはネタバレが含まれています。 - しおびしきゅう
4.0点
NHKBS『プレミアムシネマ』で鑑賞! 2021年1月1日(金)放送分を録画で! 百恵友和共演作第4弾だそうで! 第3弾の『絶唱』(1975)は録画に失敗して観られなかった! 第1弾の『伊豆の踊子』(1974)、第2弾の『潮騒』(1975)も、そして本作も、思った以上に良かったので、『絶唱』も観たかったなぁ、と思った! 風立ちぬ、いざ生きめやも! 意味はわからないけど、なんだか美しい言葉ですね! 作品中にも出て来るヴァレリーの詩の一節を、堀辰雄が訳したそうですが、ネット検索すると、『風が吹いて来た、さあ、生きるようか、いや、死のうか』みたいな意味になって、誤訳と言われているそうだ! でも、本作中では、三浦友和の達雄は『風が渡っている、さあ、元気を出して生きていこうよ』という意味だと言っている! 宮崎駿の映画『風立ちぬ』(2013)では、『生きねば』と言っている! 昭和11年(1936年)から発表された小説が原作だが、この映画では太平洋戦争真っ只中の昭和17年(1942年)からの数年間を舞台としており、いずれ徴兵されて生きて帰って来る可能性の低い戦争に行かねばならない大学生と、肺結核に侵されて余命いくばくもない女学生の、未来が見えないながらも、『生きよう』と思うことが何よりも大事なんだ、と問いかける作品となっている! 映画って素晴らしい! そいつぁよかった!
- sou********
3.0点
達郎さんが生きて帰れるって保証があるの? 私の病気が治るって保証があるの? なんて言われても、人間誰もがそんな保証はない。明日、階段から落ちて打ちどころが悪かった…なんて事だって誰にでもある。 ただ、時代背景が青春を追い詰める。2人の愛は只々切ないのである。 儚さが物語を盛り上げる。達郎!節子!頑張れやぁ…と。 人間誰しも、追い詰められた環境のように生きていけば、命を激しく燃やす事も出来るだろう。しかし、平和な時代にそれは難しい。 物語の2人の年頃は、今で言うパーティーピーポーと騒いでる世代くらい?時代が違えば、こうも生き方が変わるか?…なんて思うのである。 時代が違うと言えば…コロナで大騒ぎの現在に観たら驚きの演出も。 結核の娘療養所に送る時に、密な汽車にマスクもしないで乗って移動である。 結核って、どんなふうに感染するんだっけ?的な。コレはコレで心理的パニックムービー(笑)。 と、ちょっと軽い感じでレビューしないと、本気で書けば重たーい気持ちにしかならない。そもそも、出征予定の若者と結核の娘の恋物語って…鉄板で誰か死ぬし。予定調和のお涙頂戴設定じゃん。 なんて抵抗しても、結局涙が出るのだけど…。この涙も抗われない運命かしらん。
- hrh********
2.0点
山口百恵さんと三浦友和さんの2人でなかったら、最後まで観なかったかもしれない。 2人の雰囲気がすごく好きで、時代の雰囲気に合っているように見え、それだけで☆5つにしようかと思ったけれど、 ストーリー自体には特に惹かれるものがなかったので☆2つ。 何年か前のスタジオジブリのアニメ版のやつよりは、こっちの方がずっとよかった。
- ame********
4.0点
この三浦友和と山口百恵はイイ! 実に活き活きしててイイネ マツケンもイイ味 芦田伸介も宇野重吉も森次晃嗣も 戦争に赴く男たち 引き裂かれる運命 電話口で真実を告げられない思いやり やるせないなあ 友和百恵のアイドル映画という水準を越えた イイ映画でした
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