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不毛地帯 (1976)

監督
山本薩夫
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3.78 / 評価:58件

やはり「山本薩夫」色か

  • anticipate1960s さん
  • 2016年3月23日 15時00分
  • 閲覧数 913
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

台詞の端々に、山崎豊子色というより、山本薩夫色を感じる。
何だか、登場人物のクチを借りて天皇批判とか戦争批判をしたかっただけなんだろうか?とまで思ってしまった。

なおかつ、シベリア抑留での約10年間が、主人公壱岐の人生に大きなトラウマとして残るわけだが、映画の中でのソ連兵は壱岐にウォッカを分けてやったり、現実のソ連兵の恐ろしさを軽減しようとはしていまいか? 壱岐の娘に何か語らせるにしても、家族としての情からではなく、「大所高所」から「天下国家」を語らせているようで、何だかわざとらしく感じてしまった。
それは「アカい」監督山本氏の面目躍如なのだろうか?

主人公壱岐正は、人間の後付けのイデオロギーでああだこうだと簡単に語れるような男でもないのだが。(壱岐のモデルとされているS氏についてはこの際一切忘れるとして。)

長尺で俳優陣も豪華な割には、大作を見たという感慨がまるで浮かばない。

なお余談ながら、後に唐沢寿明主演でテレビドラマにもなったが、視聴率がふるわなかったとかで端折られ、最後は駆け足展開になっていたと記憶する。

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