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血ぬられた墓標 (1960)

BLACK SUNDAY/LA MASCHERA DEL DEMONIO/THE MASK OF SATAN/THE DEVIL'S MASK/REVENGE OF THE VAMPIRE

監督
マリオ・バーヴァ
  • みたいムービー 5
  • みたログ 6

5.00 / 評価:5件

上品な怪奇ロマン映画

  • big***** さん
  • 2010年5月6日 22時58分
  • 閲覧数 202
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画すごくきれいなんです。
怪奇映画という枠に入るんでしょうけど、何とも上品さが漂っているんです。
舞台が19世紀のヨーロッパのお城という設定もありますけど、モノクロの効果がすごくきれいに出てるんですよね。
森の中、霧がふわあっと出てきたり、暖炉の火だとか、お城の壁に写る影だとか・・・。
今の恐怖映画と言ったら、音声で驚かせたり、スプラッターだったり、じわりじわりという迫ってくる恐怖をほとんど感じないんですけど、この映画には、私が求めていた「あー、来るぞ、来るぞ」みたいな、そういう恐怖感があるんですよ。

で、何だか雰囲気がティム・バートンの「スリーピー・ホロウ」に似てると思っていたら、やはりティム・バートン、この映画見てたんですよね。
特に、夜の森の中を馬車が走っていく場面など、撮ってる角度もほぼ一緒というか・・・。

とにかく、この映画には怪奇ロマン映画の原点があるって思います。
しかも、やっぱり主人公は美女でなくちゃ。
魔女として処刑された18世紀の姫と彼女に瓜二つの曾孫役を演じたバーバラ・スティールが、悪女と可憐で無垢な女性を見事に演じてましたね。
邪悪な表情と純情な表情と、独特の大きな瞳がどちらにも変化するところがすごかったです。
彼女の立ち居振る舞いもすごくセクシーでした。そういう意味での品性を感じるところが、昨今の恐怖映画とは全く違う印象。

今のスプラッター、恐怖映画にお腹一杯と言う人、恐怖映画の原点に戻るには最高、素晴らしい映画です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
  • セクシー
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