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竹山ひとり旅 (1977)

監督
新藤兼人
  • みたいムービー 7
  • みたログ 46

3.88 / 評価:16件

期待せずに見ると予想以上に面白い!

  • hma***** さん
  • 2020年3月4日 4時42分
  • 閲覧数 153
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

アナログのレコードも持っていますので、元々興味はありましたが、青森市内に転勤してから竹山の故郷にある平内町の記念館(入館料100円!)にも行ってみました。市内の図書館にも竹山の様々な作品が置いてあり今回、借りて鑑賞しました。1977年公開の古い邦画なため、さほど期待しないで見ましたが、盲人ならではの視点から感じた本人の記憶をベースに名監督や数々の名優達が良い作品に仕上げています。ストーリー構成としては幼少の頃からボサマの弟子に出されるまで子役で、ボサマで独り立ちするところから林隆三が演じています。竹山本人の角刈りと林隆三のボウボウ頭髪との違和感が大きいのですが、見ているうちに林隆三演じる竹山に違和感がなくなりました。映画では多少の誇張はあるにしても、常人では体験できない凄まじい経験から、あの三味線の「音」が出ているのだと思い知らされました。物語は津軽民謡の第一人者、成田雲竹から伴奏を依頼され、竹山本人が演奏する場面で終わります。その後のサクセスストーリーは皆さんご存知のように不要なのかもしれませんが。1963年、キングレコードから史上初の津軽三味線独奏LPレコードがリリースされる場面や本人や家族が喜ぶ場面まで制作して欲しかった気がします。なぜなら、当時のキングレコードのディレクターが竹山の家を訪問した際、どう見ても人が住んでいるようには見えない掘っ立て小屋に家族で住んでいたそうで、成田雲竹の伴奏をしていても決して裕福ではなかったものと思いますから、レコードがヒットして渋谷ジャンジャンでの初ライブの場面につなげていけば物語の大半を占める凄まじい苦労の場面が報われるように思いました。他のレビュアー諸氏も記していますが、母親役の乙羽信子さんが何度も出てくるシーンがあり、ともすると盲人で生きる大変さから投げやりになり道を踏み外しそうになる竹山を母親が積極的にサポートしたのか、ハタマタ新藤兼人監督の当時の奥様である乙羽信子サマを積極的に出演させたかったのか‥それから盲人ながら女性関係もお盛んだったようで貪欲に人生を歩んだことが晩年の成功につながったのかと思いますので、ここは「性交は成功のもと」と極めて下品な格言を記します。

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