本編配信
スマートフォンご利用の方はアプリから視聴できます。
作品レビュー(21件)
- arl********
4.0点
ギャグにキレがありました。殿様設定もいいしアラカンの重厚な(笑)演技も良かった。
- cmy********
4.0点
ネタバレ清廉潔白
このレビューにはネタバレが含まれています。 - しおびしきゅう
5.0点
1977年8月6日公開の、シリーズ第19作! 冒頭の夢は、鞍馬天狗!幕末のお話だったんだね! 柴又に戻る、頃は5月、とらやの庭には、満男の鯉のぼり、トラと呼ばれる野良犬?! こりゃ寅さんが戻って来たら、ただじゃ済まない! その通り!すぐに旅に出る寅! 向かった先は、愛媛県の大洲! 常宿にしている旅館で、女一人旅の、真野響子演じるマドンナに出会う! 訳ありのその風情に、何かと気を遣う寅! ちゃんと東京は葛飾柴又のとらやをアピール! 翌日、今度は世が世なら、伊予5万石のお殿様、嵐寛壽郎演じる老人と出会う! 執事の吉田は三木のり平! もうこの3人のやり取りは、とてつもなく楽しい! 寅が東京から来たと知り、ならば聞きたいことがあると殿様! 一昨年の秋死んだ末の息子の嫁、鞠子を知らんか? 知ってる訳ない!東京に一体どれだけの人間がいると思ってんだ?! でも、結婚に反対したが、その息子が死んでしまった今、死ぬ前に一度会って、息子の思い出話がしたいとの殿様の思いに、寅はきっと見つけてやると安請け合い! 真に受けた殿様は、後日、鞠子は見つかったかと、とらやを訪ねる! ちょうどそこに寅も帰って来て、さあ大変!翌日から鞠子探しが始まるが! 探すったって、寅ができることは、東京中の家を一軒一軒訪ねて回るというローラー作戦! 博の試算だと、その方法では100年はかかると!! 1日で50軒以上回ったところで疲れ果てた寅は、旅に出て逃げようとする! そこに訪ねて来たのが、大洲の旅館で出会ったマドンナ! これがミラクル!寅のなせる業!!そのマドンナこそが、探していた鞠子だった! 殿さまと鞠子が顔を合わせるシーンは、オイラ、号泣しちゃったね! 映画って素晴らしい! そいつぁよかった!
- ムービークリニック
3.0点
男はつらいよ 映画版 19作 安定のパターンの寅さん物語だが 今回のマドンナとの恋物語はいつもとやや違う。 マドンナ側からのアプローチだった場合、寅さんはいつも冗談と照れで受け入れないのだが、今回は第三者からの縁談話でストレートな結婚という文字が登場。 寅さんも実に乗り気。 だが、結果は当事者抜きの話だったためいつもの振られでガッカリ。 そこからの寅さんの旅への出発とさくらの話と涙は、実にホロっとさせるいい場面でしたね。とても切ない。 殿様の世間知らずと強引さと自分勝手な生き様は、昭和時代の世の中の名残りであり、現代では到底通用しないであろう人物。 戦後から高度成長期の哀愁がありました。 今観ると、この殿様は昭和だなぁ、そして昭和人情喜劇によくあるベタな設定という感じがする。 全体の内容は今ひとつだったが、マドンナの物語はリリーさんに次ぐお気に入りのエピソードでした。
- kin********
4.0点
世評に高い「相合い傘」「夕焼け小焼け」などのあと、20作前後になると、さすがに中だるみ感があるように思います。そうとう苦しんで話を捻り出したのでしょうが、それでも一定の水準は保っているのがすごい。そうでなければこの辺で人気シリーズは終わり、ギネスに載ることはなかったかも。 ゲスト陣の中で生き生きしているのは三木のり平だけ。水商売の女を連れて柴又に来るくだりなど、爆笑です。アラカンははまり役でしょうが、いかんせん、ほんとうによぼよぼでセリフ言うのが精一杯(単に私の印象で実際は分かりませんが)。モデルのようないい女真野響子はマドンナ向きではなく、演技も硬い。ストーリーはよく練られていて泣かせてくれますが、いまいちの出来でした。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。