作品レビュー(2件)

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  bakeneko2020年03月23日 07時16分

  5.0点

  ネタバレ東京の八王子は蚕で発展したんだ！

  このレビューにはネタバレが含まれています。

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• 

  rec********2017年12月26日 17時17分

  4.0点

  日活児童映画の臨界点

  日活は７０年代に数々のロマンポルノの傑作を輩出しておりましたが児童映画にも瞠目すべき作品があったのはもう少し取り上げられていいと思います。武田一成「先生のつうしんぼ」 そのジャンルで頂点にたつとも言うべき本作を私は小学５年生の時学校の上映会で観ました。 当時から「映画を観る」天才だった私は明らかにそれまで無理やり見せられていた啓発映画と一線を画していると一瞬で見抜き、４００字原稿用紙一枚という感想文を宿題で出された夜に「あのような素晴らしい映画を４００字で語れとでも本気で思っているのか？先生どもよ、恥を知れ」と本当は書きたかったけど勇気のなかった私は「素晴らしすぎて涙がとまりませんでした」とだけ書いて提出。「真面目に書け」と怒られ「ですが本当に泣いたんです！」と言っても「じゃあ何で泣いたのかそれを書け」と言われて「口で言えるようなら初めから泣きません」と言うと「ウソ言うな！」と怒鳴られました。その理不尽さは４０年以上経った今でも鮮明に憶えております。 この監督武田一成が紛れもない映画作家であるのは「おんなの細道　濡れた海峡」で確信できました。 候孝賢の「川の流れに草は青々」やワン・ハオウェイ(王好為)の「少女香雪（シャンシュエ）」と並べても何の遜色もない佳作だと思います。

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