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血まみれギャングママ (1970)

BLOODY MAMA

監督
ロジャー・コーマン
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  • みたログ 42

3.24 / 評価:21件

この一家が実在したって? 絶句です。

  • mas***** さん
  • 2010年2月2日 22時48分
  • 閲覧数 800
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

梅田の中崎町のプラネットで「70年代アクション映画の軌跡/ママ・ギャング特集」として上映されたうちの1本。こんなマニアックな映画を上映してくれる映画館は、東京にもないだろう。大阪の至宝である。



1970年のアメリカ映画、監督はB級映画の帝王、ロジャー・コーマン。
作品の舞台は1930年代、大不況時代のアメリカに実在したバーガー一家という母子5人の、クレイジーとしか言いようのない所業を描いている。

母親と4人の息子達は、不況の中、頼りない夫を捨ててギャングとなり、悪行の限りを尽くす。次々に銀行を襲うわ、金持ちを誘拐して身代金を奪うわ、自宅に女を監禁するわ、とやりたい放題である。

息子の一人が何と若き日のロバート・デ・ニーロ! 麻薬の打ち過ぎでイカレタ4男の役を、異様なテンションで演じているのには、さすがデ・ニーロ、こんな頃から役作りに入れ込んでたんか~と感心しきり。

ママは、息子が部屋に監禁していた若い女を、口封じのために風呂に沈めて殺害。その後厄払いのつもりか、自分がピアノをひき、家族全員に賛美歌(リパブリック賛歌)を歌わせる。残忍さと滑稽さの奇怪なコラボに苦笑せざるを得ない。

ママもママなら、4人の息子達も狂ったような連中ばかり、そしてママは溺愛する息子達を日替わりで自分の寝室に連れ込んで一緒に寝る。ほとんど狂気の世界だね。

最後はまたまた息子がいらんことをして所在がバレ、数十人の警察官に包囲されてのすさまじい銃撃戦となる。ママもマシンガンを手に応戦、いやはや、あっぱれな狂い咲き映画である。

主役のママを演じたのは往年の美人女優だったアカデミー女優、シェリー・ウインタース。残念ながら、どこが美人だったのか、面影を認めるのが難しい中年太りの白人女性として、この役を体当たりで演じており、そのものすごい貫禄に圧倒されたよ。いやぁ、参りました。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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