チャイナ・シンドローム

THE CHINA SYNDROME

122
チャイナ・シンドローム
4.1

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47%
16%
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1%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(64件)


  • エル・オレンス

    4.0

    ネタバレ目に焼き付くジャック・レモンの名演。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ass********

    4.0

    個人対権力の定番映画

    映画レベルとしてはたいしたことないですが、扱った題材がチャレンジャーです。 当時としてはめずらしいです。

  • tak********

    4.0

    身に つまされます・・・

    隠ぺいする側と 暴く側・・・ 正義感を失ってしまった人に見てほしい。

  • kam********

    3.0

    エンドロールが不気味

    1979年のスリーマイル島原発事故の直前に公開された、原発事故を題材にした作品。 ずっと見たかったのに、福島の原発事故後1年経ってようやく鑑賞。 福島第一原発内でもあの日、こういうことが起きていたのだろうか。 チェルノブイリのときもだけど、隠蔽する利点なんて絶対無いのに。 実に電力会社は利己的。 やはり東電も同じ体質なのだろうか。 作品の中でのゴデルが言ったように、原発を愛しているからこそ、彼は命を懸けてでも事故を公表しようとしたのだろう。 彼の死は無念としか言いようがない。 無音のエンドロールが不気味過ぎた。 2012.04.01鑑賞

  • fg9********

    5.0

    無音のエンドロールが心に突き刺さる

     …タイトルの『チャイナ・シンドローム』とは、原子炉でメルトダウン(炉心溶融)すると、放射能をもった高熱が地中を溶かし、アメリカの裏側の中国まで侵してしまうということだそうだ。  先のレビュアー様の、日本の『ブラジル・シンドローム』には唸らされました。  …あらすじは、解説のとおり。  テレビ・リポーター(ジェーン・フォンダ)が原子力発電所を取材中に起こった原子炉でのトラブルが描かれる。  それに同行するカメラマン役に若かりし頃のマイケル・ダグラス。  原子力発電所のベテラン主任技師に名優ジャック・レモンが配される。  内容は、原子炉のトラブルを巡り、テレビ局お偉いさんの体制ベッタリ、利益優先の電力会社の隠蔽工作、納入業者の杜撰な安全管理体制、それに立ち挑むジャック・レモンの心痛。  彼の、『私はこの原発を愛しているんだ!』という切実な訴えが胸に響く。  結末はSWATまでが駆り出されての哀しすぎる幕引きだったが、最後の最後に、体制側に寝返ったベテラン作業員、ジェーン・フォンダ姉貴がバシッと決めてくれて見応えがあった。  無音のエンドロールが、何とも心に突き刺さる作品だった。  なお、本作公開2週間後に、スリーマイル島原子力発電所の事故が起きる……。

  • ed_********

    5.0

    目で語り耳で感じさせるリアルな緊迫感

    マイケル・ダグラスは35歳でこの映画を製作してるんですよね…… つい先頃ダグラスは『恋するリベラーチェ』を「ゲイ的過ぎる」と拒否した映画会社たちを「臆病だ」とののしってましたが、このダグラス様に言われちゃぐうの音も出ないでしょw リチャード(ダグラス)がTV局長に「chickenshit asshole!」と吐き捨てるシーンを思い出してしまった。 で、久しぶりにDVDで鑑賞。何度観ても面白いわ、これ。 もうね、全員目で語る語る。 アップショットがすごく多い映画なんだけど、その割にセリフはさほど多くない。 目を見交わす、なにか見つめる、目配せをする、恐怖や驚きに目を見開く、睨みつける…… レモン、フォンダ、ダグラスの主演トリオはもちろん、脇の老技師スピンドラー、番組ディレクターや局長、原発関係者までみなさん目千両。すごいよー。 あと、BGMなしだからノイズや動作音がリアルに響く。 足音、息遣い、紙をめくる、機械のノイズ、車のタイヤの音…… こんなに「音」を意識させる映画があるだろうか? 一度しか観てない方も、是非もう一度観て聞き耳を立ててみてほしい。 この目の演技、リアルな音、これがすごい臨場感と緊迫感を出してて、その場に立ち会ってる気になる。何度観ても映画に入り込んじゃって息がつけない。 BGMをカットした製作ダグラスと監督ブリッジスの英断に、この完璧なるキャスティング。 あ、BGMの他にもう一つないものがあるな。登場人物の人間関係もほとんどない。 ゴデル(レモン)を心配する妻子は出て来ない。キンバリー(フォンダ)の家族も留守電のメッセージだけ。妙齢の女性と釣り合いそうな年齢の男二人という構図なのに、恋愛感情も一切なし。 リチャードと助手のヘクターは単なる仕事上の相棒だけじゃなく仲いいんだろうなーって感じはするし、キンバリーとリチャードも腐れ縁の友人同士っぽくはある。スピンドラーはゴデルを親友だと語る。でも彼らの友情を描く具体的なエピソードも無い。あってもウェットになるだけで意味ないと判断したのかな? でもちょっとした会話や表情でそれは十分に感じ取れるし、そういった「無駄な挿話」を排することにより、この映画のテーマから目をそらせなくなってる気がする。気が散らない。 レモンやフォンダの名演についてはみなさん語ってらっしゃるので、私はダグラスについて。ロン毛ひげ面は当時の彼の素のママだとか。ゲッコー役で「ウォール街のカリスマ」とリアルでも祭り上げられたことに「ほんとの俺はオールドヒッピーなのに」とぼやいてた彼の地を活かした演技は、他の二人ほど圧倒させるものはないものの、自然ですごくいい。自分は彼の魅力を「目と声」だと思ってるんだけど、上の見学室からコントロールルームを見つめるダグラスの目の透き通った光! この映画を通じてなにかを訴えようとした製作者ダグラスの真摯さ、真実を見抜く力がここに現れてる気がして、それがリチャードという反骨のカメラマンときれいに重なっている。テレビ局のお偉方と話しながらだんだん激昂していくシーンの声の演技は後の名演『フォーリング・ダウン』にも繋がるような。後年築かれた「ダグラスのイメージ」とはちと遠いものの、この作品にこそ、ダグラスの魅力が詰まってる気もするのです。『チャイナ~』を観ずしてダグラスを語る事なかれ。 3.11以降、「日本人はもう純粋に映画としては楽しめなくなってしまった」作品かもしれないけれど、ほんとうに「素晴らしい映画作品」です。

  • hii********

    1.0

    長い・・

    福島の件とダブってみてましたが、 あまり面白くなかった、、 評価高いのですが、 ごめんなさい自分は1です。

  • acc********

    5.0

    福島以後

    今日DVDで見ました。30年ぶりくらいです。 昔見たときはあまり強い印象は受けなかったと思いますが、福島の事故を経験した後に見ると、その視点の鋭さと先見性におどろきました。この映画の公開直後にスリーマイル事故が起こったんですよね。 ジャックレモンが演じる原発のオペレーターは、プラントを熟知しており責任感が強く、吉田所長を思い起こしました。 TVキャスターのジェーンフォンダ、カメラマンのマイケルダグラスという配役もはまっていますが、なによりジャックレモンの演技が光っていると思います。 クライマックスの事故に至るシークエンスも説得力があり、ストーリーをすっかり忘れていた私は、ドキドキしながら見終えました。特典映像を見たら元GEの原発エンジニア2名をアドバイザーとして雇ったそうです。 エンドロールも強い印象を残します(中身は言えませんが)。

  • スナフキンM

    5.0

    今そこにあった危機…

    もはや「今そこにある危機」ではなく「今そこにあった危機」と実際に発生してしまった日本ではこの映画を他の映画同様に受け止めることはできないだろう。 古い映画なので、ここの他の方のレビューも福島原発以前のものと以後のものではまったく違ってしまっているのは致し方ない。 ただ、そのことを書くのはこの欄の趣旨と違うので、あくまで映画としての評価を書きたい。 昨今少なくなった問題提起型の社会派ドラマである。社会派ってのは、ちょっととっつきにくいものが多いのであるが、本作は非常に重いテーマ(実際にアメリカでも公開時すぐにスリーマイル島事件が発生)でありまがら、ドラマとして非常に濃厚でしかももの凄い緊迫感が続き目が離せない。手抜き工事の隠ぺい、会社の利権に関わる隠ぺい、ジャーナリズムなど色々な立場の人間の思惑もくどい説明なく展開する。 脚本もさることながら、やはり演者の力量が見事。最初から変わらぬ姿勢をとっているのは、カメラマン役のマイケル・ダグラスのみで、主役のジェーン・フォンダとジャック・レモンは最初は自らの立場の保身との間での葛藤がある。しかし、いよいよ危険が不明なものから現実味を帯びるに従い、2人は己のすべきことに迷わず突き進む。このあたりの2人の演技は本当に真に迫っている。ジャック・レモンの演技はとくに素晴らしい。最初の事故原因は問題なしとなったが、納得できない疑惑があり、一旦は会社の方針に従うが、疑惑はいよいよ確信に迫り、彼は悩み、葛藤し焦る。それがジリジリと伝わってくる。そして、人間として命をかけての行動に出る。 名作というには、あまりにも恐ろしい話であるが、映画としては見事の一言。

  • kps********

    4.0

    THE 人間はゴミ屑シリーズ(原発編)

    これは1979年に見たかった映画。 いや今見たほうがいいのかもしれんけど、当時見たほうが怖さがより伝わってきたと思う。 3・11でニュース見過ぎてなまじ詳しくなってて、現実にこんなことになっちゃってるからな日本。(インパクトが薄まってる) 1979年にこの映画が作られてるところにアメリカの凄味を感じる。 とりあえず人間はゴミ屑。 そういう映画。 やります。 耐震偽装・産地偽装・価格偽装なんでもやります。 利権・利益・欲望の為に正義などもみ潰すのが人間です。 カリフォルニアが死の土地になっても、うん十万人が路頭に迷おうと事が起きるまで顧みることなどはありません。 本当に地球とっての害悪は人間の存在と言えます。 これら地球上の害悪を告発することがメディア・報道の使命です。 映画にもその力があります。 恥の文化を忘れず、ゴミ屑にならないよう心掛けていきましょう!

  • tan********

    5.0

    原発の狂気

    公開されたのがスリーマイル島事故のわずか12日前。 しかも映画の内容がまんまSMI事故そっくり。 まるで事故を予期していたかのような作り。1979年と言えば日本各地で原発が本格的に稼働し始めた時期。7年後のチェルノブイリ、20年後の東海村JCO、そして32年後の福島第一原発事故へと続く「呪われた時代」の始まりを意味する作品だったと思う。 私が子供の頃はまさに原子力の絶頂期で、学校でも原発安全神話・環境にやさしいクリーンエネルギーという教育がなされていた。 一方で、日本を失うところだった静岡県・浜岡原発の1号機での深刻なトラブル(1988年)や福井県・美浜原発細管破断事故(1991年)、もんじゅナトリウム火災(1995年)などの重大事故が徹底的に隠され、国民の目から逸らすための宣伝工作が国策として遂行されてきた。 100万キロワット級商業原発1基を1年動かすだけで30本のガラス固化体が出来る。1本当たりの放射線量は3万テラベクレル。傍にいるだけで人間が17秒で死ぬ量だ。 すでに日本は2万3千本のガラス固化体を抱え、10万年も安定管理できる地層もなく、 核燃料サイクル計画は破綻、どこにも行き場のない核廃棄物を抱えたまま、国として原発推進なのか撤退なのかの結論も出ないまま、国民は事故を忘れて「ダモクレスの剣」の下で日常生活を営む……。 原発利権に絡む狂気は今この国全体を覆っている異常な空気と共通するだろう。

  • tam********

    5.0

    一級の社会派娯楽シネマ

    考えさせられるテーマである。 とくに僕ら日本人特有の弱いとこを指摘され、複雑な思いが消えない。 そういうと、題材が原子力発電所事故だけに、地味な堅苦しい社会派作品と受け取られてしまいそうだが、 シネマの楽しさから言えば一級の娯楽作品でもある。 何より、ストーリー展開のスピードが現代人の呼吸にぴったり合っている。 主人公がテレビ局のスタッフという設定が、展開スピードを倍速している気もする。 ジェーン・フォンダは《ネットワーク》のフェイ・ダナウェイ以上に現実感溢れるテレビ人を演じ,原発事故を決して絵空事にさせなかった。 何より、石油の代替エネルギー論争の現状のなか、一方で大きな勢力となっている核アレルギー世論が、テーマ、内容をいっそう切実なものにしたのは事実である。 シネマとは観客ひとりひとりが独立した立場で映像を受け止めることができる娯楽である(基本)。 シネマは観客個人の好み、不安、体験を刺激し、受け手たる観客を楽しませ、悲しませ、感動させる(これも基本)。 とすれば本シネマは原子力エネルギーに寄せる多くの現代人の錯綜した願いを代弁してくれたような気がする。 本シネマが一級の娯楽作品であるゆえんだ。 ところで、 このシネマを観て、単純に原子力発電の危険性を憂うだけでは人類の発展は望むべくもないだろう。 人類が代替エネルギーを獲得するには長い時間がかかるかもしれない、もしかしたら手に入れることができないかもしれない。 大切なのは、後継者に害を及ぼすエネルギーは避けなければ、拒否しなければいけないということ。 僕らが、そして先祖が抱いてきた「人類の見果てぬ夢」を達成してくれる可能性は彼ら後継者だけなのだから。 「国が安全だ」というから信じるしかない哀れにも無力な国民に幸多かれ。 記: 1979年10月3日

  • jig********

    4.0

    原発の隠蔽体質は変われるのか・・

    ロン毛でひげ面のおっさん、どっかで観たことあるな~と 思ったらマイケル・ダグラスでした。 若いな~。ま、1979年の作品ですしね。 原発の事故隠し・・ ここのところよく聞く事象でしたね。 事故が起きた時の影響が大きいだけに公表できない。 そして、原発の存在自体の存在意義についても 問われるために事故を隠してしまう。 1979年製作の作品でありながら、 現在を見越したような話です。 アメリカ特有の危機を煽(あお)って・・ という感じに捉えていましたが、 実際にこのような隠蔽の事実があると、 あながちアメリカ的危機意識も悪くはないのかなぁと思いました。 マスコミによって過度に煽るのはまずいですけどね。 原発がメルトダウンして地球の裏(中国)にまで・・ (チャイナ・シンドローム) という部分がちょっと行き過ぎな感じの表現でしたが 不祥事を起こしてる隠蔽体質を持ったお偉方には 是非観て欲しいかなと感じました。

  • おおぶね

    4.0

    「ジャパニーズ・シンドローム」

     まさかこの映画の名前が日本で喧伝される日が来るとは思わなかった。  メルトダウンが続くとアメリカから敵国だった中国まで穴が開いていくという話だ。  アメリカはスリーマイル事故を教訓に原発を作らなかった。  でも、先日、日本の東芝の原発がつくられることが報道されていた。  国内はくちゃくちゃになっていても、海外で原発を作る。  これって「ジャパニーズ・シンドローム」とでも呼ぶべき現象ではないだろうか。  うちの子は非行に走っていますが、私は教育の専門家です、なんていうようなものだ。  SFだったものが、ノンフィクションになってしまう。  たまたま、まだ我慢できるところで事故は留まったが、映画のことだと笑っていられない。  フクシマが起きてから、「専門家」たちはみんな「チェルノブイリやスリーマイルとは比べものにならないくらい軽微」みたいに言ってなかったか。

  • アイアンキング

    5.0

    反原発ではないが

    この映画は当時スリーマイル島原発事故起きる12日前に公開された 影響もあり大ヒットしアカデミー賞に多数ノミネートされ ジャック・レモンが主演男優賞を受賞した。 しかもこの映画のタイトルであるチャイナシンドロームと言う言葉が 現在でも使われ通用している現状で 福島第一原発事故が発生し炉心融解になったり この作品が見直されている。 政治と原発利権はどこの国でも存在して 日本では色濃くでている某野党族議員は電力会社の株所有と 政治資金もらい親族はその電力会社に就職や取引をしている これではまともな政治主導などで政府を非難できる立場にないだろう。 この作品では政治家は直接関係している絵写はないのは アメリカの原発運用は民間主導で行われている事情もある。 日本の過去の原発事故もこの作品で描かれていることは 同じであり原発事故の大半は人災だろうと結論する ことを強調したかったジェームス・ブリジッス監督の 演出はすばらしいに尽きる。 しかし、映画や過去の事故などを鵜呑みにしてしまって の福島第一原発事故は発生し今なお放射性廃棄物が 漏れ出していることは事実である。 メディアはどこの国でもまあ、特に日本のメディアは バカでどうにもならないが 映画だけは言論も含めての社会的影響力を 下げることがないことを祈るのみ。

  • f10********

    4.0

    急に観たくなった

    福島原発で真っ先に思い出したのがこの映画だ。 この映画、20年前は普通にTVに流れていたが、今となっては決して放映されない。 理由は簡単。どのTV局も巨大CMスポンサーに電力会社がつくようになってから。 恐ろしいね。だからやむやく買ってみるしかない。 俳優陣は豪華。ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラス。 事件が福島原発とちょいと違うのは、この映画で描かれているのは、原発工事の手抜きが原因。 電力会社側は「軽微なトラブルだ、問題ない」とし、事実を隠ぺいしてしまう。 ラストはハッピーエンドじゃない、でも現実もこうゆうものだ。 この辺の展開は今の福島原発をイメージさせてしまう。 いまも、政府いいなりのマスコミや、研究助成金を受け取っている御用学者を通して情報操作が行われている。混乱を防ぐという名目で。 最初はレントゲンと比較し、数値が高くなれば次にCTスキャンと比較する。 実際には1回きりのこれらと1時間あたりのシーベルト値と比較することに価値などない。そこに1時間だけ住んでいる人なんていない。 それに放射線が出ているのと、放射性物質が飛散し付着するのは全然違う現象だ。 「直ちに健康に影響はない」という。当たり前だ。 被曝は遺伝子の障害だからその日の午後に症状は現れるわけではない、10年後なのだ。 原発推進派は、いつも安全性を主張し、トラブルが起きれば軽微な問題だ、すぐ解決する、と口にする。 そうしているうちにドンドン事態が深刻化に向かう。 ・・・・いつの時代も変わらない。

  • ayutakaringjets

    5.0

    生きてこそ。

    「観たい」と思って、もう20数年。。 映画の内容を超える出来事を過ぎて、やっとの鑑賞。 >> 発電所というと聞こえは良いが、原子力発電所。 様々な利権が絡んだ権力発電所。 そこに本当にたまたまTVクルーが取材。 そこで本当にたまたま発電所で事故?? そこでたまたま、というか当然盗み撮り。 しかし、法律によってそのフィルムは違法なものとなる。 よって、それはお蔵入り。。。となるはずだったが。。 発電所創立時から勤務しているベテラン、ジャックレモン。 長年の経験による原子炉の不穏な「振動」を感じ、それを調査する。。。 動物などのリポートばかりで、うんざりな女性リポーター・ジェーンフォンダ。(沢田亜矢子に酷似) フリーマウス?なフリーカメラマン?のマイコーダグラス。 この3人が、発電所の秘密の核心に迫っていったとき、 ある出来事が起こるのだが。。。。。。。。。。。。 >> 序盤は、正直睡魔に5度ほど負け、そのたびに巻きもどして見直す。。 そんな年末の疲れに足を引っぱられたのだが、 ジャック・レモンが変わった時、一気に目が覚めるのでご安心を。 ラストまでこの人の素晴らしい演技を堪能できる。 ただ、ラストは想像つくのだが、今でこその話。 当時はこれはこれで衝撃だったはずだ。 ラストのインタビューには涙がこぼれた。。。 >> この年齢になってみないと分らない事もある。 組織の中で、目をつぶらなきゃならないこと。 組織をまとめるための、自らが嫌われ者になる英断。 組織や会社を死守するために、時には小さな犠牲を払わなければならないこと。 利益や営利の前に、「皆や誰かの為」という志があったこと。 そして、本当に間違った時に 心に従ってそれを伝えようとする勇気。 これらが交差しあいながらも、ひとつの出来事を通じ、 登場人物のそれぞれの行く末が、観ているものに委ねられる。 でも、悩んだり傷ついたり、幸せを感じることも、 それは、僕等が先ず「生きてこそ」なのを忘れてはいけない。 >> 30年以上も前に、アメリカで作られた警鐘的作品。 ジャックレモンの名演と、マイコーダグラス(製作)に、感服。

  • アニカ・ナットクラッカー

    5.0

    色あせぬ社会派映画の名作

    映画というとSFやパニック、アクションしか興味なかった私が、初めて自分の意思で観にいった社会派映画。 その印象はいまだに強烈で、70年代末といえば「ディア・ハンター」「エイリアン」と並んで真っ先に本作を思い浮かべるほどだ。 直訳すると「中華症候群」となるタイトルは、原子力発電所が炉心溶融(メルトダウン)という事故を起こしたときの恐怖を象徴的に表現したもの。 「シンドローム」という単語は、本作をきっかけに一般的に使われるようになった、と思う。 また、3人のアカデミー賞受賞者が共演というのもウリになっており、映画を観て「役者の演技にひきこまれる」という経験をした初めての作品でもあった。 ニュースキャスター役のジェーン・フォンダは、当時「ジュリア」「帰郷」とノリにノッており、本作は彼女のキャリアの集大成的な作品となった。 今もブッシュ政権のイラク政策を批判するなど、反権力の姿勢は変わっていない。 本作は原発事故の恐怖を描くだけでなく、事故報道を通じてキンバリー(フォンダ)が成長する過程を描く、人間ドラマでもあったのだ。 本番ギリギリにスタジオに到着する緊迫感、深夜ペットのカメに話しかけるシーンなど、キンバリーの人間性もきちんと描かれている。 カメラマン役のマイケル・ダグラスは「カッコーの巣の上で」のプロデューサーとしてオスカーを獲得していたが、まだまだ世間ではカーク・ダグラスの息子という扱いだった。 本作では彼が隠し撮りした事故当時の映像が、大きな鍵となる。 物理学者に映像を検証してもらうシーンは、推理ものの興奮に満ちている。 博士は技師たちの動きから「南カリフォルニアが壊滅しかねない重大事故」と結論をくだす。 「チャイナ・シンドローム」というテーマが、怪物のように姿を現してくるのだ。 そして原発技師・コデル役のジャック・レモン。 仕事に誇りを持ち、原発の技術に絶対の自信を持っていた彼が、続発する異常な震動に不安を感じ、独自に調査したところ・・・。 原子炉のポンプで、恐ろしい手抜き工事とデータの改ざんが行われていた!(なんと日本の耐震偽装事件と同じだ) 愛社精神と社会的使命感の間で板ばさみになるコデル。 ここから私たちは、レモンの一挙手一投足から目が離せなくなる。 証拠写真を公聴会に提出しようとするも、何者かの妨害で果たせず、生命の危険まで感じて進退窮まった彼が、最後に選んだ行動とは・・・? 無念の表情で「きこえる、きこえる・・・!」とささやいて絶命するコデル。 再び不気味に震動する原子炉。 「頭がおかしくなった技師の犯行」と片付ける原発側の発表に、形相を変えて詰め寄り、涙を流すキンバリー。 クライマックスの展開は神がかりとしか言いようがない。 不正を告発しようとした技師が射殺されるという、最悪の結末にもかかわらず、信念に殉じた男の崇高さに胸を打たれる。 おそらくキンバリーの手によって、真相は明らかにされるはずだ。 テレビモニターが消えるようなエンディングまで手に汗握る展開で、重いテーマと娯楽性が見事融合した本作は、今も社会派映画の基本フォーマットとして、私の中で輝き続ける。 これ以降、多くの社会派映画を観たが、本作の域に近付いたと思ったのは「エリン・ブロコビッチ」くらい。 スリーマイル島にチェルノブイリ、東海村の臨界事故。 技術への過信、利益重視、安全の軽視から起こる事故がくり返されるたびに、「チャイナ・シンドローム」より発する警告音は、途切れることなく続いていくのである。

  • eto********

    4.0

    保身する人&踏みとどまる人&闘う人

    原発の現場。 ありえない大事故が起ころうとしている。 人類を破滅に向かいかねない大事故。 アホなことに上層部たちは利権に走り、 臭いものに蓋をしようと奔走する。 うーん、どこかで聞いたことある話だ。 もはや負の遺産としかいえないヤンバダムの問題も JR西日本の隠蔽体質も 目の前に死にそうな女性がいたときに 自分の地位が危ういと逃亡してしてしまった押尾くんも。 自分がその立場にいたらどのように行動していただろうと思う。 少なくとも「保身だけに走る人」にはなりたくないなと思う。 「保身」もしょうがないけど人の道を外さない。 この映画をみた直後、ほとんどの人がそう思っただろう。 だからこの作品は良い意味で潜在的な「道徳」映画だ。 (人の道を説く映画) ドキドキさせる編集がお見事。 無音を効果的に使ったたたみかけは 『2001年宇宙の旅』を思わせる。 ジャック・レモンさんは映画史に残る名演です。

  • Siwgrcumi88

    4.0

    ネタバレはっきり言って 非常に危険です

    このレビューにはネタバレが含まれています。
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