解説
「日本の首領」シリーズの第三部にして完結篇。飯干晃一の原作をもとにした高田宏治の脚本を、中島貞夫が監督した。佐分利信、三船敏郎に加え片岡千恵蔵が出演。 政財界の黒幕である大山喜久夫が癌で倒れた。大石剛介が理事長を務める関東同盟と、佐倉一誠が組長を務める関西の中島組は、それぞれ全国制覇に向けて動き出す。大山は手術により一命を取り留め、任侠団体の統一を提唱するが、大石も佐倉もこれを拒否。大石はサイパン島開発の利権を狙い伊庭官房長官に接近し、大石の計画を官房長官から聞かされた佐倉は激しく動揺する。関東同盟に引き込まれた保守党の刈田議員がサイパンを訪れジェラード議員と面会するが、中島組の組員に襲われ大金を奪われてしまう。
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