ダイナマイトどんどん
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(24件)
- pin********
4.0点
岡本喜八の任侠コメディ。 岡本喜八はエネルギーのある映画を撮るので、好きな監督さんの一人でした。 やくざが抗争の果てに野球で勝負をつけようとするというハチャメチャな設定。 であるにもかかわらず、きちんと映画のセオリーにのっとり、娯楽映画としてきちんと、そしてエネルギッシュにまとめているところに感心しました。 唯一残念なところは、プラカードを持つチアの女の子たちのコスチュームが現代的なところくらい。 あとは戦後間もない、あの時代のやけくそな感じが出ていて、とても良いものでした。 対立するそれぞれのやくざチームを応援する水商売風の女たちのやけっぱちな雰囲気もいかにもこの映画の雰囲気をよく表していました。 ストリッパーたち(だと思う)が最後には胸もあらわに応援するところなんか、そして、そのばに子どもたちもいるところなんか、本当にあの時代はそうだったんじゃないかと思わせるようなところでもありました。 主演の菅原文太も北大路欣也もいい雰囲気を出しています。 特に、気のいい、しかも純情で任侠にあついやくざを好演している、菅原文太が素晴らしい。恋敵にもなる北大路欣也の後ろで当てつけの踊りを踊るシーンは秀逸でした。 あの時代の日本映画の骨太さを感じさせてくれる一作です。
- ine********
3.0点
長いのにドラマが無い そりゃ文ちゃんと欣也さんは格好良いし 田中邦衛さんのアル中ピッチャーは最高だったけど 2時間半近くも延々とやれる内容の脚本とは思えない ストーリーも喧嘩の代わりに野球をやる・・筈なのに 結局野球2割殴り合い8割みたいな比率でちょっと経つとすぐ乱闘 いや・・野球をどっかで真剣にやらないと 話に柱が立たないんじゃないの?と素人ながら思います 最初の邦衛さんを陥れた卑怯な作戦とか面白かったのに それ以降はそう言うのも無く じゃあ努力して野球の練習をする訳でも無く 長い時間かけて文ちゃんと欣也さんと宮下順子さんの緩い三角関係を眺める位 3、4年早かったら80~90分位で2本立て映画として作られてただろうに それならまぁ切れ味良いコメディとして佳作になった気がする
- jol********
2.0点
「シン・ゴジラ」でもオマージュを捧げられていた岡本喜八の監督作品ということで、見てみたが。 筑豊のヤクザどもが、抗争を野球に代えて勝負するという着想は面白くなりそうなんだが、だらけた長さと、無理なヤクザ映画要素(中盤の殴り込みシーン。菅原文太は大怪我したろうに、回復が早すぎる御都合主義)で飽きてくる。 役者たちの演技も、コミカルというよりは、全員バカにしか見えない。 「仁義なき戦い」のメンバーでコメディをやって失敗した三流映画だなとしか言えない。
- tos********
3.0点
悪く言うと、ただの任侠野球喜劇。北大路欣也はいつものまじめな演技だけど、他の「仁義なき戦い」メンバーが楽しげだから、まあいっか。らしくない元気なやくざ吹原は、どっかで見たと思ったらアイアンキング!
- abu********
3.0点
ネタバレ元気いっぱいのヤクザさん達
このレビューにはネタバレが含まれています。
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