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鬼畜 (1978)

監督
野村芳太郎
  • みたいムービー 198
  • みたログ 831

4.09 / 評価:417件

まさに鬼畜

  • bin***** さん
  • 2020年8月8日 0時53分
  • 閲覧数 804
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

もう始終見てられないです。子供へのまさに鬼畜と言える所業。昭和の真ん中あたりなら実際にあり得る話だったんでしょうか?今の時代にはとても地上波では流せないような内容ですね…

主演の緒形拳は、父親、人間としての一線を越えるか越えまいかという心の逡巡を見事に演じきっています。この宗吉役を演じきれる役者などそうそういないでしょう。緒形拳の名演無くしてこの映画は成り立たちません。表情の変遷が見事です!
岩下志麻も素晴らしい演技でしたがこの役柄では美人すぎる気が…

始終見てられないまさに「鬼畜」なストーリーがどう着地するのか?もう変な意味でハラハラしてラストを迎えましたが、「たったそれだけの言葉」なのに心震わされる松本清張のストーリーテリングには脱帽です。「砂の器」もそうでしたが観客が予想できない形で終演を迎えるこの手腕と、深い家族の絆をテーマに使うところは東野圭吾さんの作品と通じるところ。東野さん影響受けてるんですかね。
本作ラストの緒形拳の慟哭は「容疑者x」堤真一さんのラストシーンを思い出しました。慟哭の意味合いは違いますが…

子捨て、子殺しという現代にはとてもそぐわないテーマが主題のストーリーなので観る場合はちょっと覚悟が必要ですが、ぐっと堪えて鑑賞すれば、ラストはなんとも言えない切ない感動で締め括ってくれます。
「切っても切れない家族の絆」を考えさせる作品でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 切ない
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