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ルパン三世

ルパン三世

Lupin the 3rd - The Mystery of Mamo

102

猫太郎

4.0

ネタバレ今観ても色あせない不朽の名作

昔、劇場でも観ましたがその後もリバイバル上映やらTV放送やらビデオやらDVDでも何度も何度も観てるのに、まだ観飽きる気がしない素晴らしい作品です。 カリオストロの城も同じぐらい観てますが、やはりこっちも飽きるって事が無さそうです。近年のルパンと違ってこの当時のルパンは「自由人」っぽくて好きですね。 今のルパンはヒーロー気取りなのが鼻につく感じですが、昭和ルパンは「自分の生きたいように生きてる感」があります。 この映画でマモーに頭の中を覗かれた時に、ルパンは夢を見ない、と論じられます。 彼は夢に向かって生きているんじゃなく、その時その時のスリル、興味、欲、挑戦心で生きてるんですよね。 実際、そういう生き方っていいなあ…って思いますけど、現実的にはできないですよね。 僕らには家庭もあるし仕事もあるし世間体もあるんだから(笑)。 そして、悪と戦ってるように見えるけど、実はそうじゃなくて、悪の方から挑戦してきてルパンに敗北してるっていう、ベタな展開がいいんですよ。 ルパンは決して義賊ではないってのがいい。 …まあカリオストロの城については「あれは話が面白いので全然OK」という、暗黙の了解があるし、別にいいかな、と。 ところで、何度も何度もTV放送されてはいますが、実はカットされているシーンが物凄く多くて、そこにまた、ちょいヤバいセリフがあったりするもんだから、完全版での放送は絶対無理ですね(笑)。 一番ガッツリとカットされているのは、隠れ家が破壊されていたシーンがあるじゃないですか。 あそこで次元と五右衛門が大ゲンカするんですけど、それをルパンがとりなして、その後延々と歩きまくって、やっと食料のある小屋を見つけるシーンにつながるわけです。 ここらがTVでは全部カットされてて、壊された隠れ家のシーンから急に小屋が見つかったシーンにすっ飛んでるので、毎度えらく唐突な感じがしますね。 あとルパンの頭の中をマモーが覗くシーンでは、実はHな事ばかり考えてるシーンから始まるんですけど…ここは全部カットされてて、次の「ルパンは夢を見ない!」のシーンに飛んじゃってる。 まあ…あれはTVでは無理だな、おっぱいの写真だらけで凄いもん(笑)。 そういえばカットしないで欲しかったのになぜかカットされてるシーンもありました。 ルパンがたまたま隠れた部屋に、培養されてるマモーの試験管ベビーが並んでるのを目撃する場面があります。 ここカットされてしまってるのに、後にその件をマモーに問い詰めるシーンは何故か残ってるんですよね。 なので、ここも唐突な感じがします。 と言うか、試験管ベビーのシーンは別にカットする必要無かった気がするんだけどなあ…特にグロいってわけでも無かったし。 基準がよく分からないな。 何にせよ、この映画は傑作なんですよ。

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