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突撃!博多愚連隊 (1978)

監督
石井聰互
  • みたいムービー 1
  • みたログ 15

3.33 / 評価:3件

暴力衝動と表現欲求を無理やり映像化

  • nekoinaindesu さん
  • 2008年3月25日 16時50分
  • 閲覧数 475
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

石井聰亙の初期作品は、暴力衝動と表現欲求を無理やりに映像として結実させたような作品が多いですが、その中でも「狂い咲きサンダーロード」と並んで映画としての完成度が比較的高いのがこの「突撃!博多愚連隊」でしょう。博多弁で地元の人以外には意味の分からないセリフ、登場人物の演技なのか地なのかわからない動きと、計算ずくなのか偶然なのかわからないような独特の不安定なカメラワークなど、見所満載です。あ、あと音楽も。ストーリーはとくに優れているわけではないですが、破滅の美学というか、そういう哀しみみたいなもんがほんとうによく伝わってくる、不思議な感動があります。制作に何十億もかけても、このようなみなぎる力を持った映画を撮るのは難しいと思います。金をかければかけるほど、表現者の個性は埋没するし、個性のぶつかり合いで昇華する偶然の完成度みたいなものは生まれなくなりますから。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 絶望的
  • 切ない
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