かなり久しぶりに見たが、まあいい
- fre***** さん
- 2015年3月18日 23時44分
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かなり久しぶりに見た。ご存知、1970年代に流行した角川映画の代表作の一つである。
東大出身という主人公は、戦後のどさくさの中で、犯罪を犯してでも金もうけをしようと目論む。その天才的な手腕によって、手形の偽造などを中心にして、あくどい金儲けを次々に成功させる。
正直に言うと、「こんなに簡単に引っかかるの?」という疑問を抱く。しかし、手形を持ってくるくらいだから、相手はよほど金に困っているのだろう。おもしろいように騙される。今と同じだ。
ところが、最後は誠にあっけない幕切れとなる。それは、本編を見てほしい。アメリカ映画のような鮮やかな手口ではないが、出ている俳優陣は個性豊かな人々ばかりで(故人も多かった)、なかなか味がある。それにしても、悪いことはできないものだというのが、正直な感想でもある。
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