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闇の狩人

タロ

3.0

豪華過ぎるキャストで驚くが。

千葉真一と仲代達矢と原田芳雄、凄過ぎる組み合わせだが、映画の中で、お互い噛み合わない感じに見えて、残念だった。皆、凄い役者で演技、個性も発揮されていたが、なぜか違和感を感じてしまう。千葉真一のイメージは、服部半蔵や柳生十兵衛のような主人公が相応しい剣の達人のような大スター、仲代達矢は、新田卯之助やニヒルな影のある役回りが多い大俳優、原田芳雄は、男臭く、存在感とリアリティのある演技で勝負する俳優、たしかに皆、凄い。だが、一緒に競演すると噛み合わない感じに見えてしまう。また東野英治郎が出た時、この方も凄い役者だが、『え?違うんじゃないの?』と違和感を感じてしまう。どうしても黄門様に見えてしまうし、原田芳雄と東野英治郎の会話のシーンも同じ映画の同じ場面で話し合っているように見えない(笑) それぞれ、お互い、演技、個性、存在感、十分なんですが。東野英治郎も斬られるが、なにか不自然。 この映画、五社英雄の映画で映像は、美しい。絵になるようなシーンが多い。しかし、豪華キャストのゴッタ煮状態と記憶喪失の谷川(原田芳雄)といしだあゆみの設定もムリヤリ感があり、個人的には、残念な映画だった。

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