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金田一耕助の冒険 (1979)

監督
大林宣彦
  • みたいムービー 7
  • みたログ 116

2.72 / 評価:43件

もう,むちゃくちゃですがな・・・・。

  • tor***** さん
  • 2008年11月2日 1時30分
  • 閲覧数 1885
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

当時,「金田一さんあなたの推理は間違いだらけですよ」てな本が出てて,かなり気分が悪くなった思い出がある。
「ええやんそんなん。いちいち細かいことしてきして。映画や小説は空想なのだから,ミスもあるよ。」なんて。
これは,それに対する「じゃかましい,笑い飛ばしたるわ!」作品と考えてもいいのかな。

実はこの映画は知っていたが,見る気がしなかった。
それは,ちょいまえにTVで見た古谷一行金田一サスペンスを見てがっかりしていたからだ。当時の雰囲気がまるでなくて,気分が悪くなった。

半額セールであわてて手に取ったのがこれ。

正直言って,今の時代にはとても受け入れられない古めかしいオヤジギャグ満載。
加えて意味不明のスポンサー協力型ギャグの連発。(ドリフか!?)
流石に,これは大林作品?と目を疑った。

しかし,この作品の凄いところは,
何故か時折,昔の古谷一行が帰ってくる。
あのころの金田一はんにホンマニ出会えるのだ。
ちゃんと,あのおどろおどろしい事件を解決しちゃうのだ。
いいかげんなようで,特に後半は知らずうちに,飲み込まれ,つまらないギャグに現実に戻されつつも,事件に飲み込まれていく。
このあたりが,大林監督の凄いところか?
それだけでなく,意外な名優が顔をだしたり(悪乗り)もなかなか良い。
まぁ,それも角川はんに世話になりましたからなぁ皆さんも。
しかし,等々力警部はイメージ違いすぎるなぁ。ちょっと納得できないなぁ。

ラストの写真撮影のシーンの金田一のセリフはいいねね。
反論本に対する答え。まじめに応えている。

犯人への同情とそのわけを。次々と殺されていく(殺させていく?)その訳を。
コロンボは金田一にくらべて実は相当ドライでだな。
そこが,横溝作品の魅力!!

付録に
監督のコメントも入っていたが,彼はなんだか「自己陶酔型」,「言い訳タイプ」,「角川のめしつかいか?」なんていつも思う。
さびしんぼうもそう・・・・。
こんなことをしたんだ,これがねらいなんだとか,美しく語りすぎる。
嫌なオヤジだ。
でも,作品は結構好きだ。
しゃべるなオヤジ!!,見るなオレ!

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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