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太陽を盗んだ男 (1979)

監督
長谷川和彦
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  • みたログ 1,267

4.22 / 評価:520件

こんな日本映画は今は撮れない?

  • rud***** さん
  • 2015年12月3日 0時11分
  • 閲覧数 2190
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

カメラワークとカット割りがカッコよすぎる。画質や雰囲気を現代風にすればそのまま上質の洋画として通用するほど、カメラワークとカット割りが素晴らしすぎる。
のっけから、特攻隊の制服を着たじい様が、天皇に会うために皇居にバスジャックで突っ込んでいくとと狂気の沙汰。しかもバスの撮影の一部を実際に皇居でゲリラ的に撮影してるとか、制作側も狂気の沙汰(笑)
そして、メインである原爆。原爆を1個人が作るとか狂気の沙汰。しかも、シリアスを突き詰めてシュールな笑いを醸し出す、原爆作成シーンなんて観てる側も変な汗が出てきます。完成した際に主人公が、ガイガーカウンターをマイクに見立てて歌っている姿は狂気以外の何物でもないのに、なぜか楽しそうで笑えてくる(笑)。このシーンはジュリーのアドリブらしい。
後半は西部警察ばりのカーチェイスが若干違和感を感じさせ、少し間延びしたように感じるが、作品は全体的にまとまっており、監督の独特の演出でシリアスすぎずコミカル過ぎず男臭すぎず、とても鑑賞しやすい。今見てもあまり古臭さを感じさせないのがすごい。この作品を今まで見てなかったことを後悔した。
菅原文太はもちろんだが、やはり沢田研二の醸し出す独特なオーラが作品全体にまとっており、かっこいい。この時代に沢田研二と松田龍平の2人をスクリーンで観れた人が羨ましい。一種独特のオーラをスクリーンから醸し出す俳優が主役を張り、時代を先取りするような演出ができる監督が撮った映画、面白くないわけがない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • かっこいい
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