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太陽を盗んだ男 (1979)

監督
長谷川和彦
  • みたいムービー 266
  • みたログ 1,266

4.23 / 評価:519件

久しぶりに、脳裏に焼き付いて離れない映画

  • 金田智一郎 さん
  • 2016年5月10日 20時25分
  • 閲覧数 2769
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

恥ずかしながら、この作品は生まれて30数年、
一度も目にも耳にもしたことがありませんでした。
(映画を趣味とする者として恥ずかしい限りです)

一生涯に何本の映画を見ることができるか分からないけど、
この作品は忘れられない1本になることは間違いないでしょう。
それくらい、脳裏に焼き付いて、離れない1本です。

レンタルのきっかけは、いつもお世話になっている
TUTAYAの「お勧めコーナー」。
パッケージの帯に「映画好きには絶対にお勧めしたい1本」とか
「最後まで目が離せない1本…」というような、
コメントがついていたと思います。

パッケージに映るマツダの「RX-7」の姿に、
なんかピンときて、思わずジャケ借りしました。

約2時間半と、長編映画ですが、
冒頭の皇居突っ込みシーンから始まり、
息をつく暇もないほど、起伏に富んだ展開なので、
最後まで飽きずに見てしまいました。

この作品の「何が」良かったのか?
考えても言葉にできません。

原子爆弾を作るという、突拍子もない発想。
それを使って世間をもてあそぶ。
はたから見ると、ただの愉快犯だろ、
と思うかもしれないけど、そうとは感じさせない。

独りの人間が、人類史上最大の武器を手にしたら、
回りの人間はどう動くのか?
服従するのか?最後まで反抗するのか?
そんな言葉しか出てこない、自分が情けないです。

正直、お気に入りの映画は人に勧めたくないけど、
この作品は気心の合った友人には勧めたい作品です。

2016年現在、原爆という言葉は風化したとは言えないけど、
作品が公開された1979年は原爆投下から約34年。
当時、この題材を扱うのは、方々からさまざまな
反論があっただろうな~と思いました。
(題材が題材だけに、大ヒットしなかったのかな?)

登場人物の感想を少々。

主演の沢田研二さんが出ている映画は、
今まで見た記憶はありませんでした。
人生の目標というか、目指す所を失った青年の姿が、
彼の美形と相まって、なかなか新鮮でした。
(ジェリーという呼び名から、アイドルのような存在かな?と思っていたけど、かなり骨太な演技をしますね)

菅原文太さんは、もう渋い刑事がバリバリに似合っていて、
真骨頂発揮って感じですね~

ヒロイン役の池上季実子さんは、
何と言っても声がカワイイ(笑)
今見ると、所々に死語とみられる発言がありましたが、
それがまたツボでした。

そして本作品の中でいい味を出してくれているのは、
主人公が飼う(ノラ?)ネコちゃん。
少々残念な最後を迎えますが、
映画に出てくるネコ役者としては、
「ティファニーで朝食を」に登場するネコちゃんといい勝負です。

好きな日本映画は寅さんと、市川崑監督の金田一シリーズくらいでしたけど
声を大にしていえる、大好きな日本映画ができました。

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