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太陽を盗んだ男 (1979)

監督
長谷川和彦
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4.22 / 評価:524件

終わった後が大変だよ

  • cin***** さん
  • 2021年6月5日 15時50分
  • 閲覧数 196
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

逮捕者を出し、怪我人を出し、内容も針が振り切れている伝説の映画。もうこれだけでレビューは十分じゃないのという映画が、本作だ。

まずは、ネットフリックスさんありがとう。

原爆、それもインプロージョン型の原爆を一室で作り、完成させてしまった理科の先生。退廃的な雰囲気に一発かますと思ったらどうでも良い要求。原爆奪還がターザンって、なんてシンプルだろう。

私はいろいろなことを思った。クライマックスの後、あのサイズだと半径5kmは吹っ飛んでるだろう。作ったマンションの一室だけではなく、半径500mの住民は強制退去、国際査察も含めた捜査だろうなあ。

あの頃は液体でプルトニウムを管理していたんだろうか。危なすぎるから、高レベル廃棄物は固化させたり、できる限り安全な方策をとっていたと思うが、どうなんだろう。

左翼だ、反社会的だ、反体制的だ、まあいろいろ文句はいえるけれども、そんなものどうでもよい。それよりも、目標を喪失したり、どう生きるのが良いのかもわからないような、社会の空気は今に通じている。某宗教組織は化学兵器を製造し、凄惨な犯行に及んだが、その空気は本作に若干ながらも通じるところを感じるのだ。

このような映画は、もう生まれまいと多くの人が言う。コンプライアンスに縛られ、正しく生きることの重要性、生活のためにも上には従う社会では、こんな吹っ飛んだ映画など無理と言われても間違いではない。しかし、その欺瞞や矛盾に多くの人は気付きはじめている。また、こんな作品が生まれるんじゃないかと個人的には期待している。物語や空想では自由なのだから。

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