配達されない三通の手紙
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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予告編・動画
作品レビュー(17件)
- nak********
2.0点
お遊戯か舞台をみているよう・しらけた。
- カリブソング
4.0点
ミステリ映画として、ケレン味たっぷりな、舞台と登場人物と謎と掛け合いとアクションとカタルシス、フルコースで味わえる!
- old********
5.0点
栗原小巻さんは私にとって、永遠の憧れの女性です。 他劇団で演劇を学んでいて世代も全く違う私にも優しく接してくださり、俳優としては勿論(小巻さんはご自分のことをけして女優とは仰られず俳優と仰られるので、ここも俳優表記にしました)人間としても女性としても、本当に心から尊敬しています。 小巻さんのような人生を送りたいと願って止みませんでしたが、所詮凡人の私には無理な話でした。 舞台中心の活動をされていた小巻さんの主演映画、それも個人的には、(失礼な表現になるかもしれませんが)小巻さんが最も美しく輝いていたと感じられる時期に撮影されたこの作品は、私にとって宝物です♪ 最近久しぶりに観返しましたが、何度観ても面白く、構成もとてもよく出来ている作品だと改めて感心しました。 全盛期の小巻さんと松阪慶子さんが毒入りのグラスを持って火花を散らすシーンは何度観ても本当に秀逸です。 残したい舞台も数え切れないほどありました。 生涯忘れられない舞台も・・・ でも、その性質上舞台は基本残すことができませんので、せめて残っているこの映画の小巻さんをいつも脳裏に焼き付ておきたいと思っています。 文句なしの5点満点です☆
- aza********
5.0点
懐かしくて仕方ない、もう30年ぐらい前になるのか。 海外小説なので舞台を日本に移し替えての脚本等 大変だったと思われるが、今でも通用する日本ミステリー の代表ではないかと思う。 今となってはベテラン女優の共演でとにかく 華やかなのが特徴だ。 事件は開始30分ごろから始まりラストまで 目が離せない展開となる、三通の手紙から 驚愕のストーリーが生まれるのだ。 いつみてもこの映画には感心させられてしまうのである。
- ********
3.0点
1979年。野村芳太郎監督。エラリイ・クイーン原作のミステリー「災厄の町」を日本を舞台に映画化。かつて地方の金持ちの娘(栗原小巻)を捨てて出ていった男(片岡孝夫)がふらりと帰ってくる。娘は今度こそ男と結婚するが、最初から反対していた父(佐分利信)とうまくいかない。そんなとき、男の荷物から妻殺害をほのめかす3通の手紙が出てきたのを発見して、、、という話。途中まで「殺される妄想をいだく女」というヒッチコックばりの話かと思って期待していただけに(「断崖」とか)、肩すかしな展開でした。栗原小巻に「狂気」が足りない。 佐分利信はもっと権威的でなければいけないし、そんな家を飛び出した姉(小川真由美)はもっと反発しなければいけない。それに、男を追いかけてくる妹(実は妹ではない。松坂慶子)はもっと激しいいやがらせをしなければいけない。栗原小巻の周囲の人々が微温的なので、彼女の行動や思考が「狂気」に見えない。単なる復讐では手紙を出してくる意味がない。または片岡孝夫はもっと徹底的に空虚な、何を考えているのかわからない男でなければ。 「妹」へと宛てられた謎の3通の手紙が、単に「妹間違い」にしか使われないというのもがっかり。なぜ出さずに取ってあるのか、誰が書いたのか、でさらに複雑な世界を描けそうなものです。手紙がそれを読んだものの思考を縛って予言のように機能してしまうという一番のツボがスルーされているのはとても残念です。
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