あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(66件)
- yah********
3.0点
いわゆるサウンド版といわれている方を視聴。 およそ100年前の映画だが、古臭さはあまり感じなかった。笑わせようとしているシーンは普通に面白かったし、100年経っても人が笑いたい気分になる感情というのはあまり変わらないものだなーと思った。 とはいえ、単に笑いに振り切った作品ではなく、切ない感情だったり、女性の前で見栄を張りたい気持ちだったり、いろんな感情に共感できるきちんとした物語に仕上がっている。 多くの作品に影響を与えている作品なのだろうとは思うのだが、100年経った今、あえてこの作品を見ることにどんな意義があるかと言われると、映画の歴史に特に興味があるのでもない限り、あると言いずらい。映画の分野に限らず、古典と言われるもの一般がそうなのかもしれないけど。
- tom********
5.0点
何度観ただろうかねぇ?そのたびに笑える。そしてチャップリンのみならず周囲の俳優もスタッフも、とんでもない努力と苦労をしたであろうことが推察できる。凄みのある笑いなのだ。もちろん笑いだけでなく、愛情や怒りや切なさや悲しみなど、人間の感情や五感をも揺さぶる凄さがある。 中年のおじさんが娘につい恋心を抱き、痛々しくも奮闘したり。経験あるおじさんも多いと思う。実際、女性は打算的で成功する可能性もあるよねw 無様にも一生懸命な姿は応援したくもなるでしょう。 何事にも万が一にも可能性があるなら諦めるのでなく、やれ!チャップリンからのメッセージじゃないでしょうか?
- sou********
4.0点
チャップリンの作品が素敵なのは、キャラクターが市井の人って感じなトコロなんよね。しかもユーモラスで。きっと、当時の庶民には、より身近に感じられたと思う。貧しいけれど、それでも愉快に生きていく姿が良い。 小男で、腕力もない。あるのは優しさと明るさ!ドジってとこも愛される。 この映画も、話のスジで言えば捻りも少ない行ってこいなんだけど、キャラクターが生み出すコント劇がとにかくユニーク。 いくら食う物に困ったからって、靴を生茹でで食う?靴紐をパスタのように美味そうに食う姿に笑ってしまった。 世界を笑顔で包む貴方を尊敬します!
- ムービークリニック
4.0点
チャップリン映画の傑作と声が高い、黄金狂時代をチョイス。サウンド版を鑑賞。 個人的に映画をとても好きになった記念的作品「独裁者」。ただその他の作品は数本しか観たことない。 ゆえに「黄金狂時代」が傑作なのかというのはわからないかもしれないけど、コメディアイデアと起承転結の物語展開、夢を求めて金鉱を見つけ恋人との結婚も成し遂げる苦労とサクセスは、世相を表現しつつ、観ている人を笑顔にしてくれる娯楽映画として、いい作品だなぁと思った。 1925年のサイレント時代からトーキーに変わる頃という時代です。70分ほどの(当時では)長編と言われる映画って大変な努力と才能があったんだと思いました。 雪の中の山小屋シーンは、昭和生まれの自分は、ドリフのコントでこういう小屋シーンってたくさんあったなぁと感じてしまう。 やはり喜劇王のチャップリン映画ってお笑い世界でも参考にしてるんだな。と今になってわかります。 有名な、靴を煮て食べるシーン、パンにフォーク刺してダンス表現するシーン。いまさらながら見れてよかった。 特にダンスシーンは、チャップリンの表情が実に豊かでよかったですね。 食事に誘って約束していたのに、彼女たちは来ない。切なかったです。あんなに一生懸命稼いで準備していたのに。 とても悲しかったが、初めから来る気がなかったように見えてた彼女たちだったが、忘れていてとても反省していた事実は救いだった。 ラストシーンまで、密航者騒動などで笑わせてくれる。あっさり彼女と再会して結ばれるが、満足の締めではなかったかな。
- beautiful_japan_
4.0点
ネタバレチャップリンの代表作
このレビューにはネタバレが含まれています。
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