ここから本文です

チャップリンの殺人狂時代 (1947)

MONSIEUR VERDOUX

監督
チャールズ・チャップリン
  • みたいムービー 42
  • みたログ 607

3.72 / 評価:205件

終わりよければ全てよし

  • yuki さん
  • 2020年6月18日 9時50分
  • 閲覧数 669
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

純喜劇の『黄金狂時代』に大変感銘を受けた後にこの映画を見たので、「チャップリンにはこういうの求めてないんだよなー」という感が強かった。トーキー映画で喜劇色は弱まり『モダンタイムス』より数段シリアスなドラマとなっている。しかしチャップリンのユーモアのないドラマは正直単調で、冒頭一時間は苦痛に近い。スラップスティックな笑いからブラックな笑いへと移り変わっているが、居心地悪く感じるだけで成功してるとは思わなかった。だが後半チャップリンが若い未亡人と出会う場面から、積み重ねたドラマが実を結び始め面白くなっていく。チャップリンの映画には独特のペーソスがあるが、この映画は悲喜交交の人生のうち明確に悲に焦点を合わせたドラマなのだ。狂気の殺人者とならざるを得なかったこの社会の狂気を悲痛に、しかし明るく訴える。ベタではあるが「人一人殺せば殺人犯だが百人殺せば英雄だ」は名セリフだ。終わりよければ全てよしでガラリと視聴後に映画の印象が変わった作品だった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ