ここから本文です

チャンピオン (1949)

CHAMPION

監督
マーク・ロブソン
  • みたいムービー 3
  • みたログ 22

3.80 / 評価:10件

形相のすさまじさ

  • omoidarou さん
  • 2010年1月17日 2時20分
  • 閲覧数 377
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

500円DVDが300円に値引きされていたので、昔懐かしくなり何となく買ってしまいました。ポール・ニューマンの「傷だらけの栄光」と思わずく比べてしまいますが、「傷だらけ…」が奥さんとのヒューマンなやりとりをけっこう描き、ハッピーエンドだったのに比べて、こちらは這い上がるほどに金と女にいれあげて、友も兄も裏切ったあげく、試合中の強打がたたり脳内出血で死んでしまうという、何とも風変わりなストーリーでした。

「ロッキー」にしても「傷だらけ…」にしても、妻の愛が支えているわけで、普通ボクシングが厳しい格闘技であるだけに、そういう背景が好まれるようですが、「チャンピオン」はまるで違います。嫌な面、悪い面ばかりを見せて死なせてゆくなんて、作者は何を訴えたかったのでしょう?。しかしこれはこれで、美談をウリにしないリアリティがあってとても印象深いものです。

リング上でのカーク・ダグラスの表情が素晴らしく、殴られて腫れ上がり目の周囲が切れた形相のすさまじさは、他の作品の比ではありません。まさに気が狂った鬼のよう、思わずコイツ死ぬんじゃないか…と思わせてそのときは大逆転勝ち、フェイントをかけておいて控え室で突如逝ってしまうというのもなかなかです。その迫力はポール・ニューマンもシルベスター・スターローンも「レイジングブル」のロバート・デニーロも遠く及びません。

声が息子さんのマイケル・ダグラスとそっくり、目や顔つきだけでなく声までこれほど遺伝するものとは、驚きです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ