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五番町夕霧楼

tan********

4.0

この当時の松坂慶子は‥

家族のために廓に身を売った女と、幼友達の青年僧との愛を描いている。原作は、直木賞受賞作家・水上勉の代表作「五番町夕霧楼」と「金閣炎上」を合せて映画化したもの。 本作では松坂慶子、奥田瑛二が、激しい愛を体当たりの演技で熱演している。 与謝半島の木樵の娘・夕子(松坂慶子)は、貧しい一家を救うため、京都の五番町夕霧楼で働くことにした。 夕子には京都への想いがあった。 それは鳳閣寺で修行をしている幼馴染みの正順(奥田瑛二)がいるのだ‥。 松坂慶子、奥田瑛二の二人は「るにん」で迫真の演技を見せて話題となったが、今回も負けず劣らずの激愛を演じている。 当時、実際に起きた金閣寺放火事件を想起させる大炎上の中での、あまりに激しく美しいラブシーンは、当時成人映画に指定されたという話も納得できる。 それにしても、当時の松坂慶子の美しさは他を寄せない輝きがありましたネ。

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