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4.0点
…あらすじは、解説のとおり。 チャン・イーモウ監督作品では、「初恋のきた道」が一番好きな作品だが、この作品は別な意味でなかなか見応えがあった。 序盤では、年老いた染物屋に金で買われたチュイトウの苛酷な運命が切ないが、このじいさんが脳梗塞か何かで倒れ脚が不自由になってしまってからは、彼女の持ち前の勝気さが発揮されて物語はテンポよく進む。 終盤に至ると、チュイトウの息子が少年に成長し(無表情さが何ともブキミ)、ここからはサスペンス調というよりはホラー要素も加わり、物語は急ピッチで展開し、エンディング真近の金色に燃え盛る火事のシーンは圧巻だった。
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