中国女

LA CHINOISE

103
中国女
3.3

/ 24

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13%
4%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(13件)

知的38.9%不気味11.1%かわいい11.1%切ない11.1%かっこいい5.6%

  • tk

    1.0

    ネタバレ素人は手を出すべからず…

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • rec********

    4.0

    ゴダールを畏れるな!

    68年5月カンヌ国際映画祭を粉砕させたゴダールが毛沢東に傾倒した若者たちに託したひと夏の遊戯  初めて観たのが1998年、ザジフィルムズ配給によるリバイバル上映の時。 とはいえ、 90年代の10年間はあまりに面白かった日本映画群を追いかけて、 外国映画は候考賢や楊徳昌、葵明亮など台湾電影ニューシネマのムーブメントが沸き上がり、 クリント・イーストウッドが還暦過ぎてからいよいよ本格的に評価されてきたり、 タランティーノやキアロスタミなどが日本で注目されるなど、 映画の現在形に目が眩んでいた上、 阪神大震災の影響からいよいよ自分の生きる道を本格的に定めねば、 という現実によってリバイバル作品にはあまり敏感でなかった気がします。 「中国女」の初公開が私の生まれた年。 更に「パリ五月革命」という反体制運動を予見させる主題なら98年当時「政治色」「社会派」を意識的に避けていた私には極めて抽象的な対象であったかもしれません。 従って2度目の鑑賞が実は初見という印象。 毛沢東もマオイストについても私はいまだに何も知りませんがゴダールのカラー映画でお馴染みの画面いっぱいの(白)基調と(赤い本)とのコントラストには50年の隔たりをいささかも感じさせぬ触発性が漲っております。 国旗トリコロールが自国の観客たちには当然と喚起させるでしょうから(青)も無視されている筈がない。 ですが、この作品には他に色が存在しないのでは?と思わせるほどの(赤色映画)であるのは名高い「毛沢東語録」という書物の色のためでしょうか? 登場人物たちにカメラを向け、観客に話しかけるようなスタイルや誰もいないパリでガランとしたアパルトマンを複数の若者がを駆け抜ける様子など60年代のゴダールらしい要素も満載。 (夏は終わった。だが私たちの戦いは続く。始まりの終り) という言葉の通り、近年の「アワーミュージック」や「さらば、愛の言葉よ」など現在のゴダールも80という齢をこえて尚、その神出鬼没ぶりは健在です。 本当なら二度目の鑑賞もせずにこの作品もろともにゴダールを否定するのは実はそれほど難しいことではありません。 でも私は他ならぬゴダール作品から(映画は畏れるもの)という認識を与えられたのです。 おいそれと実行するわけにはいきません。

  • どーもキューブ

    4.0

    ゴダールの赤

    いまだかつてこの映画の意味はわかりません。まあゴダールってことで、しかし、強烈な色彩感覚です、室内でこれだけ金かけずに色をだすなー特に赤は印象的。中華思想、共産党が好きな?フランスっ子達の長い長い共産独断宣言。物語になってるわけないわけないゴダールだから。「オネギーンオネギーン」とか細い声で血まみれ、絵、ラジオ局、国旗メガネ、断片的しか覚えていない。ゴダールの中国に対する思想表現、コラージュなのかな?と感じてきました。ヌーベルバーグッ子、ジャンピエールレオーも声でかいです。意味不明だけど、格好良くムカつくゴダール作品です。

  • mon********

    4.0

    難しい

    アクションとか娯楽ばっかりじゃなくてたまには知的なやつとか芸術的なやつを見ようと思ってこれ見たが、難しい まず共産主義に対する知識が絶望的に欠如してるから内容がわからない 修正主義? 共産主義だけじゃなくて他にも哲学的なこととかとにかく難しい 当時の時代背景や共産主義に対して偏見のない正しい予備知識がないと見ていても面白くないと思う

  • ********

    5.0

    単純かつややこしい

    1967年。ジャン=リュック・ゴダール監督。同時代の左翼大学生のグループが、中国の文化大革命に感化されて急速に過激化していくひと夏の様子を描く「夏の想い出映画」。執拗に引用される「毛沢東語録」の内容を追及して革命路線のあり方について思索をめぐらす映画に見えながらも、思想→表現という一方向的な構造に耐えられない監督は、どんどん横滑りしていきます。アメリカ帝国主義とロシア修正主義とフランス共産党という思想的な敵だけではなく、思想に従属してしまう映画もまた敵のようです。 だからよく見れば、大学生のひと夏の想い出という歴史的に構築されてきたパターンに則った正統派映画になっている。現状変革の想いが強い若者たちが、たまたま目にしたもの(毛沢東)を利用して行けるところまで行こうとするところとか。単純な図式。そのうえで、映画と現実とのかかわり方へのこだわりが編集や撮影方法に現れているややこしい映画でもある。単純かつややこしい映画。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

ヴェネチア国際映画祭第28回

審査員特別賞

基本情報


タイトル
中国女

原題
LA CHINOISE

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日
-

ジャンル