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わるいやつら (1980)

監督
野村芳太郎
  • みたいムービー 14
  • みたログ 104

2.73 / 評価:37件

暗澹とさせられ、最後はヘンな爽快感

  • mitubajusiro さん
  • 2013年4月8日 18時46分
  • 閲覧数 1448
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

題名のとおり、悪い人ばかり登場します。
どのように悪いのか、悪さを演じてくれるのかが見ものです。
ネガティブに評すれば、そこだけが見るべきところで、
ユーモアや笑いや涙といった映画鑑賞から得られる幸せはありません。

「拝啓天皇陛下様」を作った野村芳太郎という人の才覚はどうしてしまったのでしょう。
女優たちの熱演を表現したかったのでしょうか。確かに、彼女らの熱演が映画を支えています。

主人公の医者の情けなさ、ふしだらさ、傲慢さは、見ていて腹立たしいほどで、
最後に緒方拳の刑事にとっちめられる場面は、良い気味だと思いました。

網走刑務所に向かう青函連絡船の姿は、本来なら哀愁を誘うべきものなのでしょう。
それが「ざまあみろ」としか思えないほど、
「悪い人たち」を描くことには成功しています。
ヘンな爽快感というべきか。
哀れをさそうべき女優たちの熱演も空しくなります。

こうした「やりきれない」映画が、日本映画の「佳作」として評されるのは良い伝統とは思えません。
戦後映画の負の部分と思われます。

映像全般にシャープさがありません。
女優たちの中では宮下順子の存在感が群を抜いていました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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