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寵姫ズムルン (1920)

SUMRUN/ARABIAN NIGHT

監督
エルンスト・ルビッチ
  • みたいムービー 2
  • みたログ 8

3.67 / 評価:3件

パントマイムとサイレント映画の違い

  • bakeneko さん
  • 2013年6月13日 14時16分
  • 閲覧数 553
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

1910年に名演出家マックス・ラインハルトがベルリンで上演して大評判となったパントマイム・バレー“ズムルン”の映画化作品で、名女優:イェニ・ハッセルクヴィストとポーラ・ネグリの新旧美女に加えて、本映画の元となった舞台で役者として活躍したエルンスト・ルビッチ自身が、舞台と同じ:せむし男役で熱演しています。

物語は9世紀のバグダットの宮殿のハレムを舞台にした愛憎劇で、老族長、寵愛を受けている妃=ズムルン、その愛人の若い織物商人の三角関係に、旅芸人の一座の舞姫、族長の息子、更に舞姫に恋するせむし男が加わって展開するエキゾチックな“愛憎群像劇”で、特に終盤のどんでん返し的展開の連続は観る者の意表をついて飽きさせない創りとなっています。
そして、“パントマイム劇を忠実に再現した”セット&映像は、映画文法とは似て非なるものとなっていて、通常のサイレント映画よりも更に台詞を排した-“動作だけで魅せる”映像となっています。
オリエンタルな異国情緒の中に、喜劇的な色彩と悲劇的&刹那的な恋愛感覚が雑居する不思議な味わいの作品ですが、登場人物の一挙一動を注視しないと映像に置いていかれる(=通常のサイレント映画よりも観るのに集中力が必要な)映画であります。

ねたばれ?
幾つかの資料で上映時間が44分と記されていますが、全長で104分有る映画であります。

詳細評価

物語
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