遠雷

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遠雷
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

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予告編・動画

作品レビュー(27件)

セクシー14.5%切ない14.5%かわいい9.1%泣ける7.3%笑える7.3%

  • her********

    5.0

    40年近く前

    いい映画を観たなぁ。 文句なしの傑作。 若き日に一度観ている。 この映画の良さがわからぬなら、もう映画など観るんじゃないよ、と思う。

  • bar********

    3.0

    結局何が言いたいのよ?

    遠雷。ATGだから期待していたけど、期待はずれでした。 最初はけっこう楽しく見ていたのですが、セックスシーンが挿入されたあたりから、「いったいなんだこれは?」という疑問符が消えなくなってしまった。 セックスシーンを挿入するのは別に構わないんですよ。ただ、それで一体何を表現しようとしているのかが問題なんです。この監督はセックスで表現したいと思うものが何もないに違いない。だってすごく無機的で無内容なんですもの。 若者の性の奔流? だったらそうやって描けばいいじゃないですか? なんだかエロを入れるとアングラっぽくなるからエロを入れたっていうぐらいの意識しかないように感じました。 そもそも宇都宮でトマト栽培をしている若者が、女を漁って危険な遊びをする、っていう設定がちょっと複雑で分かりにくいです。 都市建設が進んでゆく都市で、時流に遅れた形で農作業に身を費やす男たちを描くっていうなら話は早いんです。そういう悲哀さを描く映画っていうのはね。 でもそこに若者の無鉄砲さとか、捨て身の粋っぷりとかを描くには、テーマが二重になってしまって、複雑でわけがわからなくなってしまう。どっちかを選ぶべきだと思います。 結局あなたはこの映画で何を言いたいんですか? 作り手にそう言いたい。途中からどんどん雲行きが怪しくなっていって、ただの湿り気のある青春グラフィティになってしまっていっているのは驚くというより呆れ。だったら設定から作り直してくださいよ。こんな若者が意固地に農業やっているってちょっと分からないですよ。 おまけにこの映画は最終的に二つの若者の結末を描きましたが、それは悲哀に満ちたものでした。だったら初めからそれを描いてくださいよ。だらだらと不必要なシーンを流しまくって、無駄ったらありゃしない。 これを青春の悲劇にしたいのか、それとも建設の進む都市に対する反抗にしたいのか、それともただの青春恋愛劇にしたいのか、なにか一つ一本大きな柱を立てて欲しい。 いろいろと欲しいものを欲張って取り入れていったあげく、なんだか曖昧になって、形だけそれっぽい偽の芸術映画ができた、という感じ。 意味のないエロシーンが入ってきたあたりで、この監督が表現したいのって、ほんとうは何も決まってないんだな、と思いました。

  • rec********

    4.0

    本当は隠しておきたいけれど

    実はさめざめと泣いてしまった。そんな映画 何本かあります この 「遠雷」もさしずめその一本 今や巨匠となった根岸吉太郎と荒井晴彦の「キャバレー日記」に次ぐコンビ2作目です。 今回の鑑賞はテレビ放映をいれて4回目あたりです。 初見のときはこの冗長な展開が全然面白くなかった。 でも二十歳を越えて観直した時押し寄せてくるさざ波に抗えませんでした。 時間経過につれて記憶が鮮明となっていく映画なんだと3度目の鑑賞で感じました。 後に「永遠の二分の一」「ウッホホ探検隊」「サイドカーに犬」「雪に願うこと」などにつながる安定した根岸演出所以です。 でも等身大の青春を鮮やかに切り取ったこういう映画は自分の中でなるべく忘却したいと封印してきましたが昨夜久しぶりに解禁しました。 結局いつの時代も若者の生気に大差ありません。永島敏行や石田えりのしたたかさもジョニー大倉や横山リエの無軌道さもかつての私の中にもありました。 永島がジョニーを警察へ送る途中「お前が俺だったかも知れない」と言った台詞が何か印象的でした。

  • kih********

    4.0

    田舎娘のあや子さんは東京のみち子夫人に

     田舎のガソリンスタンドに勤めるあや子(石田えり)が、あっけらかんと素っ裸になる。不思議? に厭らしさを感じさせない。同じ女優さんがやがて、今度は東京の建設会社の社員の愛妻・みち子さんになる。このこと自体が、本作のテーマ、都市化の波に翻弄される田舎の青春群像を表している。  あの頃、経済の高度成長はピークにさしかかり、ついに土地神話とバブルに突入する。皆が都市に流れた。あや子たちが地方の土地(農地)にしがみ付いた最後の青年たちだったろう。そういう田舎に圧力をかけて追い散らしのが、みち子さんの旦那・釣りバカ浜ちゃんの大手建設会社だったのだ。  おかしなことだが、浜ちゃんは田舎への配転や出張を喜ぶ。釣りが好きというより田舎志向なのだ。それなのに、それもこれも一切合切バブル経済に呑み込まれてしまった。そして崩壊してしまった。投機の対象だった田畑用地が、今では耕作放棄地となって放置されている。石田えりさんの健康的な美肌も、バブルの泡沫に汚れてしまった。本作はあの頃すでに今の社会を予見していたのだろうか。

  • kok********

    5.0

    稲刈り頼むぜや…

    立松和平の原作のチカラもあるのでしょうが、 配役、脚本、演出、演技などなど…とにかく素晴らしい作品ですね。 関東は栃木の田園が舞台で、 都市化の波が押し寄せつつある世界を、人々を 絶妙に作り上げている。 リアル、エロ、ユーモア、シリアス、そして涙、 様々な要素が詰まっていて色んな意味で僕は感動することができた。 石田えりのぷるるんの魅せ方とシーン挿入の間隔は さすがポルノ畑の経験ある監督だけあって絶妙でした! 永島敏行演ずる主人公の母親と祖母がリアルで良い味出してるし、 ケーシー高峰のダメ親父っぷりは哀しくも可笑しかった。 物語終盤、とりわけ傑出したシーンが二つありました。 一つは、ビニールハウス内でのジョニー大倉の一人語り。 二つ目は、自宅での披露宴の最後に永島敏行が歌う涙の青い鳥です。 個人的に思わず唸りましたよ、邦画史に残る名シーンだと思います。

スタッフ・キャスト

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永島敏行和田満夫
ジョニー大倉中森広次
石田えり花森あや子
横山リエカエデ
ケーシー高峰満夫の父
七尾伶子満夫の母
原泉満夫の祖母
蟹江敬三カエデの亭主
高橋明あや子の父
坂巻祥子あや子の母
吉原正皓広次の父
根岸明美広次の母
森本レオ和田哲夫
鹿沼えり和田敏江
立松和平農協職員A
江藤潤農協職員B

基本情報


タイトル
遠雷

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル