- 作品トップ
- 解説・あらすじ
- キャスト・スタッフ
- ユーザーレビュー
- フォトギャラリー
- 本編/予告/関連動画
- 上映スケジュール
- レンタル情報
ほし いつつ
- ムービークリニック さん
- 2020年11月14日 9時52分
- 閲覧数 88
- 役立ち度 2
- 総合評価
いつものことだが、寅さん何やってんだよー
と言いたい結末であります。まあその不器用さと照れ屋が寅さんなんだけど。
亡くなった親友と約束した女房をもらってくれという切な願い。了承する寅さん。言われなくても惚れる寅さん。
そのマドンナとのラストシーン。
早く親友との約束の話をしてよ。とヤキモキする感覚。
いや、約束ではなく純粋な恋愛として一緒になりたいという感覚もあったのか、という憶測。
マドンナが死んだ亭主から寅さんと一緒になれと言われてたという告白。
一緒になっても良いというマドンナの感覚。
寅さんは、純粋に照れてしまうこの雰囲気。約束を知っていたというショック。
この微妙なやり取りが絶妙に切ない。
寅さんがフったカタチになってしまい、受けてた就職先も不採用になり。旅に出て行く寅さんの言葉が刺さる。
「とんだ三枚目だな」
泣けました。良い話だったなぁ
今回はダブルマドンナ。
岸本加世子の天真爛漫の行動と明るさが物語にメリハリあって実に良かった。
冒頭の寅さんの夢がいつもは昔話風か舞台劇風だったが現代劇でちょっと良い違和感。あと、とらや付近の店舗や通りなどの写し方が立体的になり変化が見られる。
また、源公などの脇役のセリフや描写も増えている変化も見えた。
詳細評価
イメージワード
- 泣ける
- 楽しい
- ロマンチック
- 切ない
- コミカル
このレビューは役に立ちましたか?