セロ彈きのゴーシュ
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(9件)

ファンタジー17.2%楽しい17.2%かわいい13.8%切ない13.8%泣ける6.9%

  • 佐々木洋史

    4.0

    パクさんと賢治

    今日、渋谷TSUTAYAでレンタルし鑑賞しました。私の所属している人形劇団でこの人形劇をするからです。 私はゴーシュ役です。これは温かい名作です。

  • qaz********

    5.0

    宮澤賢治を見事に描いたバクさん

    月曜に渋谷TUTAYAで「ジブリがいっぱい」バージョンをレンタルし鑑賞しました。賢治を読みまくった私もオープニングには引き込まれました。 楽団の演奏が最高潮に達すると空を浮遊する描写は見事だと思います。 原作の「ゴーシュは街の活動写真のセロ弾きでした」の文章から映画館の演奏シーンを盛り込むのも高畑さんらしいと思いました。 上映されているアニメは「トムとジェリー」と「ミッキー・マウス」を足したようなものです。 そこでネズミ騒ぎが起きるシーンは後のネズミ親子の付箋として使われているのが見事です。 絶対見るべし!

  • jir********

    4.0

    宮沢賢治 やさしすぎ

    音楽の元は動物の鳴き声やさえずりから来ているというアイディアは分かるが、それが更に動物たちの病気を治すという所まで発展させた 宮澤賢治先生はやさしすぎると思います。 印象に残った場面はゴーシュが大先生の亡霊?に怯えて勝手に演奏を止めてしまった時に狸の子に言われた一言。 「音を出すのが恐ろしくて止めてしまうなんて事は私たちは子供だろうとしません」 これは言われてみれば人間だけに備わっている想像力から来る恐怖の感情で、考えてなどなく音を出している動物たちからしたら実に滑稽で不思議な事だったのだと思います。 しかし、その分というか旋律にのせ音を奏でることが出来て病気の治癒にまで昇華出来るのも人間だけなのかもしれません。 恐怖を乗り越えると素晴らしいものが手に入るよ、と応援されてるような気持ちになりました。

  • kih********

    4.0

    ゴーシュはいいセロ弾き、いいセンセイ。

    文学の映画化。実写はできないから、アニメ表現しかできない。その腕前を鑑賞する。 原作の小説とは変わるのは承知だが、致命的な間違いがいくつかある。ゴーシュのセロには穴が開いているはず。f穴ではなく破損の穴だ。この穴のおかげで音が割れて、ネコが逆毛を立てることになる。インドの虎が演奏可能になる。そして、ネズミの出入り口になる。絵を美しくするために無穴に変更(補修?)したのかもしれないが、これは間違い。 ゴーシュには、“セロ弾きの賢治”を投影してあるのだから、賢治自身のセロを扱わなければならない。彼のセロは、友人のセロに穴が開いて困っているのを見かねて交換したものなのだ。これは彼の優しさの証拠であると同時に、楽器を嗜むのに高額の楽器が必須となる風潮を批判してもいるのだ。 ゴーシュのセロの置き方が間違っている。セロは(バイオリンも)、ケースに納めるのでない限り、壁などに立てかけるものではない。うっかり倒してしまうと壊れてしまう。横向きに寝せるのが常識。原作には「おいて」「床において」と2回も正しい置き方を示している。「立てて」とも「壁に立てかけて」とも書いていない。穴明きのポンコツ楽器を風呂敷?に包んで運ぶゴーシュではあるけど、ネズミ親子の癒しになる楽器なのだから、大切に扱うはずだ。 動物たちの表情も、ま、これでいいかとも思うが、猫だけはいただけない。余りにも漫画チック。こ憎らしくもあるが、しかしこの悪態からゴーシュは曲想(表現?感情?)を学ぶのだ。タヌキやカッコウなどと同列とまでは言わないまでも、多少の可愛さを加味できなかったものか。 アニメ化のいいところもある。ゴーシュの指使いも弓使いも正しく表現されている。特に左手指の動きは、リズムも音程も実音に合わせて正確に描かれている。この辺は正確に計算されてのことかと思うが、さすが。ドレミの正しい音階を教えられてのことだから、そこは絵の上にも正しく表してある。お見事。「インドの虎狩り」の弓さばきもこれでいい。ご立派。カッコウからの指導を受けて、これがそのまま実際の田園交響曲に嵌っていくのはアニメならではの演出。ご立派(過ぎる。原曲のカッコウは管楽器で演奏する)。 演奏会場の描写もいい。残念なことに音が勝ち過ぎた。本作のためにナマ録りされたのであろうけど、プロ集団の演奏が、ひとつには(編成が)大き過ぎる。そして、上手過ぎる。ゴーシュ君が入っている演奏ではない。絵に現れている小人数の、アマチュア楽団にお願いしたら良かった。 小説でも、アニメでも、ゴーシュは『セロ弾き』として描かれているが、もうひとつ隠されたテーマがある。動物たちが皆ゴーシュに向かって「センセイ」と呼ぶのだ。楽団にあってはダメ団員だが、在所にあってはセンセイである。それでいて、そのセンセイが足元の子ども?生徒?から教えられて成長する。ここに、実際に学校の教師でもあった宮沢賢治先生の教師論が垣間見える。 この映画は、おそらく本物の先生より子どもたちの方がよく理解できたのではあるまいか。実際に、教室では先生のリズムが飛んだり音が外れたりしていることもあるのだ。子どもに教えてもらった方がいい場合も珍しくない。リズムよりも音程よりも、何よりも先生が教える音楽は面白くない、と退屈されている。抗議する野良猫を追い出すだけで、注文を受け入れたり子どもから学んだりする度量のある先生が少ない。ネコに嫌われる先生に限って、ピカピカに光る高価な楽器を自慢する。学校備え付けのピアノの粗末さにケチを付ける。子どもたちに育てて貰ったゴーシュ先生は、今ではネコにも愛される良いセンセイに成長した。ご立派。

  • gor********

    4.0

    賢治の世界観が見事に再現

    宮沢賢治の同名作品を高畑勲氏が監督した、82年のアニメ作品です。 内容は原作を読んで知ってる人も多いでしょうが、 賢治が作りだしたあの架空の楽曲、 「印度の虎狩り」を今作ではたっぷり聴かせてくれます。 アニメと音楽の融合したしたような、 美術的な風景シーンも美しい、 心がほっこりするような作品です。 なんといってもゴーシュのもとに訪れる動物たちの面々、 なんともかわいいですね! 特にポンポコタヌキの子供が好きなんですが(^o^) こういう非現実だけどそこにある真実味という世界観こそ、 宮沢賢治の真骨頂なんでしょうね。

スタッフ・キャスト

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佐々木秀樹ゴーシュ
肝付兼太かくこう
高橋和枝狸の子
高橋章子野ねずみの母
横沢啓子野ねずみの子
槐柳二コンサートマスター
千葉順子チェロ主席
矢田耕司司会者
三橋洋一Aさん

基本情報


タイトル
セロ彈きのゴーシュ

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル