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さらば愛しき大地 (1982)

監督
柳町光男
  • みたいムービー 26
  • みたログ 81

3.49 / 評価:35件

貧乏なんだから“ちゃぶ台返し”は…

  • bakeneko さん
  • 2020年10月27日 15時45分
  • 閲覧数 310
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

1980年代の茨城県鹿島を舞台にして、一人の青年が鬱屈感から壊れてゆく過程を、都市化が進む農村の中に活写してゆく作品で、1940年代の「土」や1950年代の「米」に続いて、茨城の農村の現在が映し出されてゆきます。

茨城県鹿島地方。工場のガスタンクなどが林立し開発ラッシュに沸く中で、山沢幸雄(根津甚八)は東京に出て行った次男:明彦(矢吹二郎)へのやっかみから荒れ気味だが、何とか一家を支えていた。しかし、二人の子供を水難事故で失ったことから幸雄は家を出て愛人:順子(秋吉久美子)と家庭を持ち娘をもうける。二重生活のストレスから覚せい剤に手を染めた幸雄は次第に精神を病み、経済的にも精神的にも壊れて…という転落劇で、何とか立ち直らせようとする愛人を秋吉久美子が熱演しています(わざと下手に歌う「ひとり上手」♪は泣かせます)。

「遠雷」と同様に、都会に浸食されてゆく田園農業地帯の暮らしと家族の崩壊をリアルに描いて行く作品で、空回りする短気な若者の焦燥感を上手に掬い取っています。全編茨城弁、リアルな覚せい剤使用描写、現地ロケ…と本格志向の作品となっていて、茨城のお葬式の様子も見ることが出来ますよ

ねたばれ?
1.本作には、日活ロマンポルノの女優さんたちが大挙して出演していて、山口美也子、白川和子、岡本麗らが、いつもと違う役を好演しているのも見所であります。
2.本作の元ネタは「女殺油地獄」だな

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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