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オン・ザ・ロード (1982)

監督
和泉聖治
  • みたいムービー 17
  • みたログ 54

4.15 / 評価:33件

生涯忘れえぬ傑作! 未見の方は是非とも!

  • ilove70mm さん
  • 2014年9月23日 3時57分
  • 閲覧数 978
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

ここでは初めて 過去の鑑賞作品のレビューを!
それほどに 今作には思い入れがあるものでして・・・

公開時は 同時上映作品でメインであった大林監督の名作「転校生」のほうを目的に観に行ったものの完全に こちらの作品のほうに衝撃をうけました!
今となっては「相棒」で有名になった和泉聖治監督ですが、当時はロマンポルノ以後始めての一般作品の監督として 脚本にも加わっての力の入れ様は凄いものがあった作品。渡辺裕之のデビュー作品でもありますが、とにかく斬新なアイデアに 当時の邦画としては画期的なほどの情熱が感じられた傑作です!
ここには ほとばしる青春が 画面いっぱいにラストまで疾走し続けており 観る者全てに純粋な愛と情熱が伝わります!
当時20代であった自分は もうこの作品に熱烈に恋してしまい 2本立てなのが邪魔なくらいにこの作品のほうばかり時間を調べては 都内の映画館をはしごして観て回りました。
結果、楽日まで連日映画館にかけつけ 計37回観てしまったほど!
もちろん それ以降現在まで そんな作品にはお目にかかってはいません!
あまりの感激に 監督と渡辺さんに 何十枚にも及ぶファンレターを書き送り、お二方共に直接お会いして 感激した総べを熱く語ったものです。
今の若者がこういう一心不乱に突っ走る主人公に共感を得る割合は少ないのではと諦めてもいますが、今という時代だからこそ 是非一人でも多くの方に観ておいて欲しい作品であります。
ただ、残念ながらVHSまでしかビデオ化されていないため DVDレンタルで現在は観ることが出来ないようで DVD化を切に望みますね!
当時、監督から聞いた話によると この脚本は第4稿までいったそうで ラスト哲朗が死んだのか死んでいないのか?とのこちらの質問には それは主題には全く関係していないとのことで 観た人の心で判断してもらえばいいとのこと。
またロケの裏話としては ゲリラ撮影がほとんどの首都高での撮影では ワンシーンの撮影が終わり次のシーンまで その格好のままで小道具の白バイに乗り、移動している渡辺さんのそばに本物の白バイが並走して来て時は ヤバイ!と思ったものの その直後に その本物の白バイ警官に敬礼されたとか・・・。
それでつい こちらも それに応えて敬礼したのだとか・・・・(笑)
また 中盤のクライマックスシーンである関門橋での追っかけシーンでは リハーサル無しの一発撮りで 向かい側の 山の上からのカメラと 白バイを追っかけるパトカー(もちろん小道具のニセモノ)を 先頭をきって後ろに向けたカメラと同時に 撮影したわけで 先導するカメラを積んだ車が画面に入らないようにしながらの撮影は もちろん早朝に許可なしで決行されたそうで、それはそれは冷や汗ものだったとのこと。
逸話としては 今作の公開後しばらくして 監督の元に九州のほうの白バイ警官だと名乗る人から電話があり、てっきり監督は 内容に関してのクレームだと覚悟したそうですが 電話の向こうからは この作品に大感激したので 次回また白バイをネタにした作品を撮る際は 是非協力させて欲しいとの熱いメッセージだったと驚きと共に大変感激していました。
とにかく 今観なおしてもその斬新さと 馬鹿に思えるほど現実味に欠ける(笑)ストーリーですが それだけに この純粋でまっすぐな主人公の生き方に共感できる観客はたくさんいるはずですし そう思いたいですね!
こういうまっすぐな映画があってもいいと思いますよ!
今は亡き 山田辰夫さんも 「狂い咲きサンダーロード」以降その強烈なイメージが固定化するのを嫌って今作のような役に挑戦したようですし 未見の方は是非 今作のDVD化をYAHOO! の「初DVD化リクエスト投票」に入れて頂き、商品化になった暁には是非ご覧頂きたい作品です!

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