浮浪雲
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(3件)
- jir********
4.0点
長竿刀を肩にかけ町をふらつく様はまるでキリストのよう、そして説法ではなく態度と一言ポツリとつぶやき人々の心を軽くする。 不倫しまくりでいまなら大炎上しそうだが、これが本来の人間の姿なのに、と寂しく思う。 物語はオムニバスで進むが一番良かったのは新之助が刀を持ち出して決闘に行く所。 勇気がテーマになってずるい大人になってしまった自分と対比して、とても感動した。 男が男に惚れたって脇役に回る必要はない、皆自分が主人公なのだ。
- syu********
4.0点
1978年4月2日から同年9月10日までの半年間、テレビ朝日系で放送。主人公である雲を渡哲也が、妻かめを桃井かおりが演じた。幕末が舞台であるにもかかわらず、アコースティックギターでの弾き語りシーンや、かめがピンクレディーの「ウォンテッド」を口ずさみながら掃除をするシーン等、独特の演出が随所に見られた。脚本は倉本聰が手掛けた。彼の作品としてはまず類例を見ない部類なのではないでしょうか。 この飄々とした飄々としたキャラと、渡哲也の一見ミスマッチな配役が、実は異常にマッチしていた事により、そのハチャメチャ奇想天外な描写に関わらず、かなりの人気を博し、メディアなどでも騒がれていた。 浮浪雲(はぐれぐも)はジョージ秋山作の漫画。ビッグコミックオリジナルに1973年から長期にわたって連載している。「あぶさん」(水島新司)、「三丁目の夕日」(西岸良平)、「釣りバカ日誌」(北見けんいち)と共にビッグコミックオリジナルでは長寿連載作品の一つ。2008年5月現在、単行本は86集まで発売されている。1978年と1990年の2回、テレビドラマ化された。
- fwg********
4.0点
公開当時結構な話題になったと思うがソフト化されていないのだろうか。終盤の黒と赤だけで描かれた龍馬暗殺シーンが強烈に脳裏に焼き付いている。当時のテレビ放映を録画して何十回と観た記憶がある。DVD、BD化を熱望する幻の一作である。必見。
スタッフ・キャスト
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