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ダイアモンドは傷つかない (1982)

監督
藤田敏八
  • みたいムービー 14
  • みたログ 108

2.86 / 評価:37件

結局何が言いたいかというと…

  • kor***** さん
  • 2011年5月26日 16時02分
  • 閲覧数 3534
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

山崎努さんが出演している作品は、伊丹十三監督作品を中心に何本か拝見しましたが、大体食べ物を食べているシーンが使われている気がするのは私だけ?そしてその食べ方は丁寧ではないのだけれど、すごく食欲を掻き立てられる旨そうな食べ方に見えるのも私だけ…(笑)今回も刺身(たぶん)を旨そうに手掴みで食べています。深夜帯に観ると嫌がらせのように感じるほど旨そうに。

おっと、話が逸れましたが、伊丹作品の『お葬式』で見せたように、この作品の見所である男女の嫉妬や、情念についても山崎さんは演じるのはお上手ですね。けっして顔がカッコいいわけではないのだけれど、女性の母性本能をくすぐるのが上手なタイプといいますか。妻も子供もいる身なのに、愛人と予備校の生徒とダブル浮気をする行為を正当化する姿勢に妙な説得力を持ててしまう。台詞を借りるなら「男には、自分の傘に女を入れてやりたい奴と、自分が女の傘に入りたい奴と二通りある。俺は入れて貰うほうだ」図々しいが言い切ることによって男らしいです。

しかし田中美佐子さん演じる若く、何も知らない女性は彼にハマってしまう。大人の恋に憧れてしまう年代と言ってしまえばそれで終わりなのですが、彼女こそ永遠の輝きを持ち続けるダイアモンドなのかは疑問です。純粋無垢な少女が大人の恋をしようが、所詮万引き程度でドキドキする感覚を持ち、長年の愛人や妻子に見栄を張っても跳ね返され、すぐに泣き崩れてしまう。

彼が求めていたのは彼女を一つのピースにした三角形の安泰だけなのです。代わりはいずれ出来てしまいます。だからこそイィ経験だったと威勢を張り通常の学生生活に戻る彼女よりも、一生治らない傷を負ってでもきっともう一度三角形を作るであろう彼の方がダイアモンドのように壊れない信念を持ったどうしようもない人だということですか。

まぁ、何が言いたいかというと、伊丹作品に似ているなぁ~ということ。田中美佐子さんのこの作品の演技は『カンゾー先生』でヌードを披露した麻生久美子より格段に上だったということ。あとレビュー書いててお腹が空いたっていうこと!

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