丁寧な作り
- kin***** さん
- 2020年8月8日 9時58分
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- 総合評価
いつもながらに感心してしまうのが、丁寧なシナリオ作りとキャスティング。ゲストいしだあゆみ、柄本明、片岡仁左衛門など、それぞれ役柄の味わいを深めていると思います。
ただ今作の寅次郎が惚れられる展開はやっぱり無理があるし、寅が寅でなくなる。なんとかマンネリに陥らないように頭の下がるような努力の結果生まれたストーリーなのでしょうが、観客としては不満が残ります。
それでもラストは「人生って悪くないね」と思わせてくれ、映画として高い水準を保っているのは立派。
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