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キッドナップ・ブルース (1982)

監督
浅井慎平
  • みたいムービー 7
  • みたログ 51

3.38 / 評価:16件

「タモリ」ってなに?

  • achakick さん
  • 2010年10月5日 19時33分
  • 閲覧数 1063
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

69点


主人公の男が近所の女の子を誘拐する。
とくに理由はない。
男は女の子を連れて自転車で旅にでる。

なんらストーリーらしい筋書きのないドキュメンタリーのようなATG映画。
旅先で出会ったおでん屋さんや百姓とのふれあいシーンはリアリティーがあっておもしろいし、1982年の街並みや人々も物珍しく興味深い。

でもこの映画は話がほとんど動いてくれない。旅してぼけーっ、を繰り返してるだけだから。画面だけで魅せてくれるほどの映像力だってない。

なのに退屈を感じさせなかったのはたまらなく心をひきつける存在がいるからだろう。

それは主人公を演じたまだ若いタモリ。
役名もずばり「森田一義」。

今よりも身長が高く、ちょっと男らしいタモリからは目が離せない。この映画のたのしみの八割はタモリへの関心のおかげ。

タモリが自転車で走る、タモリが酒を飲む、タモリが女の子と遊ぶ、タモリがピアノを弾く、タモリが外国語で歌をうたう。
右からのタモリ、左からのタモリ。タモリにつぐタモリの93分のタモリアワー。

「笑っていいとも」をなんとなくだらだら見る時のようでなく、ATG映画をみる時の真剣さでタモリを眺め続けていると、タモリってなんだろう?と疑問がわいてくる。

「ドラえもん、サザエさん、悟空、タモリ」

こう列しても負けないなにかのあるフシギな人だ。
ちょっとやそっとの有名人とはまるで違う別格の存在感。

タモリをナマでみた人はよく「タモリって本当にいるんだ」って思うらしい。実在するタモリに遭遇したらどんな気分がするんだろう。

「ユニコーン、カッパ、ツチノコ、タモリ」

こう列しても負けないなにかもタモリにはある。

彼はただの有名人であることを飛び越えて、日本人の象徴にまで登りつめている気がする。

日本の裏天皇?

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